感想
読書部第5回
「熱帯」 佐藤 哲也
サイズ: 19 x 13cm 発行: 2004/08/25 価格:
ISBN4-16-323240-0
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参加者は10名。読書部的には大人数(私はこのぐらいの人数が良いと思った。もうちょっといてもいいかも)。私がリーダーであったにもかかわらず、全然準備できていない(というか、さっぱり読書会に向いていない題材だけに……)状態でした。すみません……。でも、私は、とりとめなくなりつつも、佐藤哲也の話がいっぱいできて、すんげー嬉しかったです(それでいいのか)。沢蟹復刊希望ですよ!
きっと、皆さん、不明な理由によりレポートなんか書かないでしょうから、思いつけるだけ、以下、箇条書き。
- 舞城王太郎、伊坂幸太郎、高橋源一郎読者あたりに上手く薦めればいいのではないか。
- この装丁は誰を狙っているんだーーーッ!! でも、女子高生が表紙に惹かれて買ったら、水棲人に萌え萌えだよね。
- 帯の背の「緊張の夏、日本の夏」は、同じく文春の『ぬかるんでから』(感想)【bk1/amazon.co.jp】の「妻がいて、カバがいる」と同じやんけ!!
- 佐藤哲也を語るなら『モンティ・パイソン』を見ること(未見なのです……)。『サウスパーク』も?
- 結構前半と後半で雰囲気がわかれている。どっちがいいかは賛否両論。私は前半派。冒頭の島の話とか、部長もどき、課長もどき、ゾラなんていう魅力的な一発ネタが、後半に見られないのが残念ですよ。後半はストーリーっぽくなってしまうのが、ちょっと残念(これがいいという意見も、勿論あり)。1行改行多いし。パソコンのコピペ機能が駆使されているに違いない。
- 『プラトン・ファイト』と『ウルトラ・ファイト』。土踏まず日記から、史上最大の哲学議論大会。
- プラトン・ファイトの出場哲学者の詳細を知りたくて、同じ建物の図書館へ行ったが、ギリシア哲学に関する本全然ないし!! 名無しの友人とアポロドロスの間に何があったのか、すごく気になるのに。でも、これは事前に調べておくべきでした。すみません……。
- 同じく図書館から借りてきた全集の中のホメロス『イリアス』では、肝心の第一歌、第二歌が、思いっきり省略されていたよ……orz。2冊とも。なんてこったい(岩波の児童書では、割と掲載されていたと思うのだけど)。
- 『宇宙猿人ゴリ』の歌なんて知らないよーッ。目に付いたからって支配してはいけませんヨ!!
- 水棲人の容貌はジャミラ?(でも奴は乾いてひび割れているんだヨねえ)。ていうか、普通にダゴン? 表紙の絵は熱帯的水棲人として正しいのか? 挿絵のほしおさんの日記。
- 不明省の役人の名前には、みんな「牛」がつく。優秀な一人以外は。その心は?
- 無運が使う20貫の氷は、『シティ・ハンター』の香が使う「100tハンマー」のイメージと説得力。同じものを思い浮かべるのね、やっぱり。
- 水棲人は正しい。人間の認識が歪んでいるのだ。
- 冷やし中華の手際よい作り方。
- 妻は料理が怖い。
他にもファンタジーノベル大賞の話もしたり。システム開発の話とか、色々あった。書き足すかも。
ともあれ、お付き合いいただき、ありがとうございました。