レディースデイだったので、見てきた。
役者が非常にいい仕事をしていたので、そのあたりは物凄く良かった。私ははいり様の勇姿に感動したんだけど、周りはミッチー萌えだった模様。サトエリハニーも、台詞の歯切れが良くて素晴らしいし、ハニメーションじゃないところでは、非常に頑張っていて良い。変身後の胸にも萌え、体の柔らかさにも萌え、サトエリのプロモビデオとか見てると気持ち良くなるかもだ。村上純も他の人が言うほど悪くはなかったし(最良のキャスティングではないにしても)。
ただなあ、これだけ役者が頑張っているのに、料理の仕方に不満が……。絵も音楽も脚本もテンポも、ちっとも好きになれなかった。素材がいいと思わせるだけに、なんかなっとくできないよ。狙ったB級、なのかもしれないけど、逃げているようにしか思えない。寒いよ。やりたかったであろうこと(昔ながらのミニチュア特撮、特撮のパロディ、キッチュな映像と音楽)を盛りこんだ上で、普通に良い話(多分、王道パターンも、やりたかったことのうちなんじゃないのか?))を作れるだろうに。脚本に関しては特にめちゃめちゃでんがな。
とはいえ、いや本当に役者には感動したのですよ。とにかくはいり様。ミッチーも良かったけど、はいり様。あと、一番得しているのは京本正樹だと思うのね。本気のアホな演技を見るためだけでも価値があったと思うからいいや。
今日見た銀座シャンゼリゼは、電車の振動と音がまともに響いて正直しんどかった。静かな映画だったら嫌かも。
詳しい内容や画像は、レインボーおにぎり@uporeke.comを参照。
人気コミック『ハチミツとクローバー』のコロボックルはぐと鉄人山田が作成する乙女な料理を再現して試食する会。ケリー・リンク『スペシャリストの帽子』読書会での、チョコレートカレー+グレープフルーツライスに引き続き、今回はレインボーおにぎり。
参加するにあたって、父パンを自作していこうと思ったのだが、生地をホームベーカリーから出した段階で挫折。柔らかすぎて、成形不可能ですorz。仕方ないので、適当に、HB付属のマニュアルのヨーグルトパンを参考に放射状に4箇所切れ目を入れたら……、これってクローバー型!? ということで、クローバーパンになったのは、実は偶然です。ちなみに蜂蜜は入ってません。いっそ、父パン→乳パンでも良かったなあと、後から思ったけど、発言したら強烈に引かれますた(´・ω・`)。ゴメンヨ、おやじで。
試食した後、魚肉ソーセージを手に、川原へ出動。私は橙色のビニールが切れなくて、早早に食べるのを諦め。代わりにぼーっと散策していたら、四葉のクローバーを見つけてしまった。葉っぱがとんがっていて、やたらに大きかったけど、葉っぱの付け根の模様は、傍のシロツメグサとかわらない。クローバーと信じてお持ち帰り。いいことあるかも!
いつもの餃子は、たらふく食べて2303円/1人でした。安!! そして、餃子以外は相変わらず地雷。卵とトマトの炒め物は、すごかった。ハチクロめしを凌駕する甘さに悶絶。
以上、非常に楽しかったですヨ! やっぱりアホなことは本気でやるに限るね! 次はカボミントか!?
オタール・イオセリアーニ映画祭の中の一篇。粗筋もあり。
自分が幸せなのか、不幸なのかは、気の持ちようと考え方によって決まる。幸せだと思えば、幸せになれるし、不幸だと思えば、不幸になってしまう。そんなものだ、と思う。主観的には。
が、それが客観的に、相対化して描かれてしまうと、話が変わってくる(*1)。持てる者と持たざる者、その決定的な格差と、超えられない壁。この映画の主人公は、内戦中のグルジアでその日暮らしをしている浮浪者である。映画は、彼の現実の生活と、彼が見る夢で構成されている。
彼は、夢の中では中世の王様だ。美しい妻を娶り、戦争で果敢に戦ったりする。が、夢は決まって不幸な結末を迎える。そのたびに彼は、砲弾が飛び交う街のベンチで飛び起きる。
あるいは彼は、すりの名手で、政府の高官になりあがったりするけれど、たいていの夢の中で、彼はその権力でもって、浮浪者仲間をこき使い、残酷な仕打ちを与えたり、時には殺しさえもする。
そこに描かれるのは、自らが決して持つことのない権力への憧れであり、権力を持った人間の普遍的な残忍さであり、救いようのない状況だ。日常的に戦闘が繰り返される街(の描写がすごくいい)で、砲弾がすぐ脇をすり抜けても平然としている彼ではあるけれど、それは別に生を信じているからではなく、既に全てが諦観に支配されているからであるように見えた。
んだがなあ、映画を見た後に手に取ったリーフレットによると、
中世から現代へ、グルジアからパリへと時空を超えて繰り広げられる荒唐無稽なグルジア史劇。過去から現在に至るまでいつの時代にも存在して、戦争や暴力を繰り返す愚かな権力者たちをあざ笑い、権力に屈することなくひたすら日々を生きようとする人々を讃えるイオセリアーニ流の人間賛歌が、縦横無尽・奇想天外に綴られる。それはまるで紙しばいのよう。中世の王が現代のパリでは浮浪者となるなど、同じ役者が違う時代のキャラクターを演じ分けているのも楽しい。郷愁の切なさに涙するラストシーンは圧巻。イオセリアーニの真髄、ここにあり!……私が見たのは、この映画なんだろうか(;´Д`)工エェエ工!? 全然違いますヨ。ていうか、うーん、この解説の通りだとすると、つながらなくない? うううん〜。ていうか、私が卑屈すぎますかそうですかorz。
内戦の街の生活、中世のコスチュームプレイ、革命前のブラックユーモア(拷問部屋のシーンは秀逸(´iωi`))など、見所は多かったけど、自分がちゃんとわかっているのかどうか不明(グルジアの歴史を全然知らんからなあ)。もう1本ぐらいは見てみたい感じ。