獲って欲しかったので嬉しかった!! 特に監督賞と作品賞。涙ぐんじゃったよ。
併記するとすごいな。とりあえず、私の『スターシップと俳句』の感想を踏まえて、掲示板のu-kiさんの書き込みから引用。
u-ki ◇俳句と死国inワンダーランドジャパン◇ (Sun Feb 29 02:18:08 2004)基本的にはあまりすれ違っていない気もするけど、評価の際、何に重きを置くのかが決定的に違うのだとも思います。あと、「シコク」=「中つ国」じゃなくて、「日本(あの小説世界全体)」=「中つ国(指輪世界)」じゃないですか? だったらおっしゃりたいことははわかるような気もしますが、だとしたら、ありとあらゆる架空世界はみんな『=「中つ国」』になってしまいますよ! 『桃太郎』だって、外国人を鬼に例えた昔話かも知れませんが、同じようなもんじゃないです。ディティールの書き込みや密度の違い、あるいは何を前面に押し出して描写するかの違いこそが、ファンタジーに限らず、あらゆる小説で重要なところじゃないですかね。単なる用語や語句の問題ではなく。というわけで、いっしょにすんなやゴルァ(゜Д゜)と、記念すべきこの良き日に言わせていただきます。なんでー?「シベリア柳生」がOKの人がブラック・侍はダメなんスか?
そこが納得いかないですよ。簡潔に50字以内での説明を求めますよ!
「シコク」は「中つ国」みたいなもんじゃん!あれがOKなのになんでダメなのー?
u-ki ◇ワンダーランド◇(Sun Feb 29 11:39:12 2004)>>「シコク」は「中つ国」みたいなもんじゃん!あれがOKなのになんでダメなのー?
> これは全然わかりません。簡潔に50字以内での説明を求めますよ!
中つ国って、異国人や異教徒を人類以外(オークだのホビットだの)にしてる過去の伝承や神話をもとにトールキンが再構築した異世界でしょ?人間の偏見や先入観が産んだ妄想がもとになってるわけで。
そういう意味では外国人が持ってる日本人への偏見を元に自分が見てきた実際の日本と 混ぜ合わせて再構成したワンダーランドがあの死国&ジャパンなわけで、基本的には 一緒かと。
小説のレベルとしてはディティールの書き込み量に圧倒的な違いはあるだろうけど、 あの世界内では整合性が取れてると思うし。
あくまでも『スターシップと俳句』は、非日本人向けに書かれた小説でしょうから、本来の読者対象であるところの外国人がこれを読んだ場合にどう感じるかは、さっぱり想像もつきません。もしかしたら、ソムトウさんが想定した範囲で、ジャボニズム的に機能しているのかもしれない。でも、頻出する用語は、単なる単語でしかなく、何の説明も描写も非常に少ないままなわけで、ファンタジー的な装置としても、「なんとなく日本的な語感」以上の役割を果たしているのだろうか? 結果として描かれた世界が、(私が知っている)日本とまるで違うものだったとしても全然かまわないのだが(近未来の設定だし)、どいうものであれ、絵としてまるで浮かんでこないし、外国人が読んだとしても、描写不足なのではないか。自殺ジェットコースターを見物するシーンも、スクリーンに映った書き割りを見るような現実感のなさで、スケール感がまるでないしなあ。あー今思いついた、浮世絵的ではあるかも(北斎の樽と富士山?みたいな。北斎にスケール感がないわけではなく)。で、それを日本人が読むと、感想に書いたような混乱を来す。やっぱり日本人が読もうとすると、メタにならざるを得ないんじゃないかなあ。
……というか、正直な話、ソムトウさんはあまり日本がお好きではないのでは、というのが私の印象なのだけど、それは他の人はどう感じているんだろう?
それから、『十兵衛ちゃん2』の場合は、私が柳生と言えば『子連れ狼』(旧ドラマ)しか知らない、ましてや柳生一族の子孫(柳生博?)でもないからOKなのではないかと、思わないでもないことはない。が、それでも「根性だけで300年生きてきた」だの「ラブリー眼帯を継承するぽちゃぽちゃの、ぷりんぷりんの、ぼんぼーんな2代目柳生十兵衛」だの「北へ逃れたシベリア柳生」だのという馬鹿馬鹿しいはったりを無理矢理納得させるだけの作画と描写とテンポのクオリティが、あの作品には備わっていると思う。例えば、自由落下チャンバラシーンだって、「日本にこんなところはねええぇええっ!」というぐらい長時間落下しているけど、その前の「ドンキー・チャック」なフリーシャの生い立ちとあいまって、圧倒的な画面でそれを納得させる芸は、私的にはすごく評価したいもの。『スターシップ』にそれだけの自力があるかどうかは、私が日本人側から読んでいることを差し引いても、どうですかね? ストーリー自体の求心力も全然違うし。
で、「中つ国」。描写やディテールを云々する以前に、やっぱり実在するものに例えているのか、まるで架空のものを作り上げているのかの違いは大きいでしょう。私は『指輪物語』と実在する人種を結びつけて考えたことはあまりないし(エルフ=白人だなあとは思っていたけど)「古事記に日本人しか出てこないっつって怒るようなもんじゃねえか」という言葉には膝を打ったものだし、やっぱりいっしょにするのはどうかと思います。そういう観点でお話するのは面白いと思うけど、あまり私は同じ土俵にあるようには思えない。私が割と『指輪』びいきのせいかも。
結局のところ、この小説に「外人が書いたおかしな日本」以上の存在価値があるのかしら、というところが微妙、という話ではないかなあ。冬川亘はマンセーです。
初心者用お試しセットは残りS青のみとなりました。ありがとうございますm(__)m。
チーズ本体を食い尽くしてしまったフェタキューブのオイルをカッペリーニに絡めると、それだけで激ウマー……(゜Д゜)。ハーブとスパイスの香りと、適度な塩味……これまでもサラダのドレッシングに使っていたけど、カッペリーニにはよく絡んで本当においしい。し、しかし、た、食べ過ぎだ……カッペリーニってすぐに茹であがるから、お代わりもしちゃったよ……もちろん目玉焼き入りナポリタン完食した後で、りんごのバルサミコ漬けクリームチーズソースも食べた後で……orz(*1)。普段カッペリーニなんて買わないんだけど、ディ・チェコのパスタがいろんな種類よりどり3袋380円だったんだもん……。もちろんナポリタンはスパゲティー二で作って、買ったばかりのクラフトの緑色なパルメザンを死ぬ程かけたさ。うまかったよ、これもはまりそうだ……。
おかげさまで、初心者おためしセット3点とも引き取り手が決まりました。応募してくださった方々、ありがとうございます。タッチの差で間に合わなかった方、ごめんなさいm(__)m。
今回はたまたまWemoonを安く個人輸入できて、余って、という動きだったのですが、むーん、もう自分ではそれなりに揃えちゃったから、当分は買わないかもなあ。結構投資もしたしね……(/_i)。
次回に向けて、私もネルを縫わなきゃ。染めたいし。タマネギ以外に何がいいかなあ。
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うわーん、無茶苦茶いいよ、これ!! 久々に2時間半も風呂の中で没頭してしまった……。一気読みなんて、いつ以来だろう。
お母さんとお父さんが出会ったとき、お母さんは三十六歳だった。お母さんはわたしを産んだ後、三十八歳で亡くなった。この印象的な冒頭が、この作品の要素の全てを語っていると言って間違いない(読み終わった後に改めて見ると、ものすごく心に来る)。この冒頭でピンと来た人は、今すぐ読め!! Webで検索すると、すごいネタバレにひっかかりますので、読むつもりの方は、決して検索しないでください。お父さんには、物心がつく前から知り合いだった長いつきあいの友人がいる。二人は幼稚園から高校まで同じ学校に通った。お父さんとその友人は、市を二分する激流の川にかかる橋のたもとでお母さんとすれちがう。
二人は十七歳だった。
舞台は、『濁った激流にかかる橋』のあの町だ。
激しい川の流れが両岸の町を結びつけ、川をまたぐ橋が町を分断する『濁流』のような短編連作形式ではなく、単独の中篇であり、マジックリアリズム的な要素も皆無である。ただし、語り手となるのは、登場人物に「お母さん」「お父さん」と呼びかける、これから生まれるべき娘だし、この「町」自体の「魔力」は、あいかわらず健在で、どことなく不思議でリアルな雰囲気が、作品全体に漂っている。
36歳の未婚の女性。都会からUターンしてきて、実家の英会話教室の経営に携わっている。一見都会的な美人で、仕事もできるのだが、その実、一生の2/3を眠りに費やす「ヤマネ」に憧れる眠たい女性である。そんな彼女に、彼女いない暦=年齢=17歳の高校生、磯谷君が一目惚れするところから、ドラマが始まる。
その後、彼女を軸にして、磯谷と、その親友・大島、その恋人・中子、さらに彼女の不倫相手とその妻、そしてその連れ子の、複雑怪奇な多角関係がどばっと広がり、ぐるんと転回し、ぎりぎりまで緊張したかと思うと、ぷつんと糸が切れることによって拡散する。あらすじだとそんな話なんだけど、多角関係は点と点の線的な繋がりであり、決して面にならないところに、この人の群像劇の上手さがあるというか。パッション炸裂の高校生と、しがらみにまみれた「大人」が織り成す奇妙な図形。
なんてひどい出来事だ――。これが生まれて初めてのキスなんだ。お互いに別の相手のことを考えていて、それをお互いにわかっている。これは大人のような振る舞いなのだろうか。それとも子供だからこそ、こんなことになったのか。それぞれのキャラクターが、友情や愛情や思いやりや裏切りなどを含みつつも、ばらばらな思惑によって行動し、行動が感情を揺さぶり、物語を自然に転がしていく展開がものすごく心地よい。みんな本当に真剣だから。登場人物たちは、色々な場面で、色々な人物と接触し、すれ違う。視点人物はたえず移り変わりながら、それぞれのキャラクターを多角的に活写していて、本当に鮮やか。
さらに、町。やっぱり町。町を豊かな右岸と、貧しい左岸に隔てて流れる川、それをつなぐたった1本の橋。さびれつつある地方の郊外にある市の様子はリアルで懐かしい。『濁った激流にかかる橋』では主役だったこの「町」は、この物語では、舞台背景以上の描写はされていないけれども、きっちり渋くて存在感のある脇役的風味を見せているのがさすが。
ストーリーには触れないけれど、とにかくまあ、小品なのに、すごい迫力。17歳と36歳の恋愛?が、どうして冒頭の文章のような展開に行きつくのか……。検索なんぞせずに、手にとって多くの人に読んでもらいたい! 酷く残酷な物語なのに、これほどまでに読了感がさわやかなのはなぜだ?
この町のシリーズで、また書いて欲しいんだけど、『濁流』も既に入手困難だから、それは無理かなあ……。惜し過ぎる……。
ところで、このお話の脳内挿絵は、なぜか手塚治虫でした。はまりすぎ。
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まー、何しろ、図書館にすらあまり置いていなくて、帰り道初めて訪ねた図書館でGET。作家暦がこれだけ長くて、著作数もそれなりにあって、受賞暦もそこそこあるのに、ジャンル的に純文学だからなのだろうか。充分普通にエンターテインメントだと思うのだが……(´・ω・`)。
この本もかなり分厚いのだが、中身は1段組だし、文字数少ないし、お風呂1時間で早くも1/4読み終わってしまった。どうも私は、この人の本は多視点の群像劇しか受けつけないような気がしていて、この本の視点は固定。おサルのジョウジーは可愛いのだが、まだ普通のお話だ。持ち歩くのは大変だけど、読んでいこう。
ていうか、洗濯のたびに洗濯機につっこんでいたら、ピンクジャージーSが縫い目から裂けちゃいました(T-T)。まだ使ったこともないし、Sはこの1枚だけなのにいいいい!!
ってことで、中身を写真で撮ってしまいました(企業秘密で写真をUPしてはいけない、らしいという情報をいただきましたので、削除しました)。左が防水布、右が吸収体。防水布はアクリルっぽい生地。吸収体はしっかりしたコットンみたい。どちらも真っ白。表のジャージーは確かに2枚重ねでした。
うーん、他のやつは大丈夫なのだけど、ジャージーが裂け易いということなのかも。めったに見られないものだから、いいか。
うーん、上手く色がわかるような写真にならない……。全然違う色なんだけどなあ……。上のきちんと縫ってあるのがシナモン染め、下の布のまんまなのが桜染め。
うーんと、シナモンは"#dbcbb9"■という感じ。赤みがかった暖かいベージュ。桜の枝は"#f5faa3"■かな。ほんの少し緑が入った軽いベージュ。
染め方は超適当。水で薄めた牛乳に浸した布を、からからに乾かす。これは共通の下準備。