知識や経験のデータベース化、ということをふと考えてみる。
私がちゃんとお酒を飲み始めたのは、ここ1年のことだ。とは言っても、弱いし、すぐ酔っ払う(笑い上戸)ので、基本的に1宴会1杯しか飲ま(め)ない。だから、ちっとも味も銘柄も覚える事ができない。基本的に焼酎だけど、米も、麦も、芋も、黒糖も、栗も、全然わからない。紫蘇はわかるけど(笑)。飲める/飲めない、飲みやすい/飲みにくいの基準しかない。人が、「これはおいしいね」とか、「飲みやすいね」というのを聞いて、ふむふむなるほど、と味にあてはめるような状態。日本酒は好き嫌いがはっきりわかるけど、区別はできないし、ワインはもっとわからない。だから、いつまでたっても銘柄を覚えられない。
痛みも、だな。本当にごく最近まで、肩こりがわからなかった。友達に揉んでもらったり、整体に行ったりすると、無茶苦茶こってると言われるけど、自覚症状なし。最近になってやっと、これが肩こりか!と思える痛みを、肩に感じ始めた。生理痛も最近やっとわかり始めた(今まで痛みがあっても、生理痛だとは思ってなかった)。……年?
うーん、あからさまに頭が悪いなあ。一つの事柄を分析して、いくつかの値を抽出し、それらを上手く関連付けて配置し、記憶し、検索することができれば。要するに、知識や経験や情報を、上手くデータベース化できれば、いいんだけど。
まあ、私が辛うじてデータベース化できるのは、本の知識に限られていて、「佐藤孝出版ってどんなの?」「うーん、何かぎんぎらぎんなイメージがします!」なんていうくだらないこととか、あんまり意味のないことばかり。しかしまあ、応用が利かないというか何というか。
普段、全然触れたり、興味をもつことのないものに触れた時の混乱が、私は多分苦手なのだと思う。どうしたら良いのかわからなくなるのが、不安だ。これはいいのか、悪いのか、おいしいのかまずいのか、楽しいのか、楽しくないのか。だから、知識や、何か別の事で、どうにかしようと考える。でも、それじゃあ追いつかないし、追いつけたところで把握するだけの情報処理能力がないし、結局右から左へ、対象は流れて消えていく。「あった」という記憶だけを残して。
だから、人の話を聞いたり、解説を読むはすごく楽しい。自ら頭を痛めることなく、意味付けをしてくれるから。他力本願。最近見に行っているバレエも、「きれい……」と思っているだけで(ストーリーに頭が引っ張られすぎているし)、後から友達のああだこうだという批評を聞いて、感心するばかり。
本当は、自分の感受性を信じればいいだけのことなのだ。いいとか悪いとか、そういう価値判断は、不要。自分のバイアスをかけることなく、あるがまま、とらえて見ればいい。でも、それが苦手なのだ、困った事に。もっとこわがらずに、好奇心を持とう。素直に、物事を見よう。全身で、感じよう。
なんてことを考えたのは、たまに色気を出してオペラのCDなんぞを借りてみたから。「えっらい長く息が続くなー」なんていうことに感心している自分に、そりゃちゃうやろ、とツッコミを入れつつ、何とか分析しようとして、過去に比較する対象がないので諦めて。声の伸びがモノスゴイことはさすがにわかった。男声よりもボリュームが3段階ぐらい高いように聞こえるのは、録音の関係なのか、素なのかとか。
結局、ベッドに転がりながら、ぼーっと、聞いているとすごく気持ちがよくなるから、いいなあと思った。この歌手だからなのか、このCDだからなのか、単に音楽に反応しているのか、それはわからない。でも、案外飽きないし、楽しい。何を歌っているかは全然わからないけど、後で読んで、もう一度聞きなおそう。実際の舞台も、どんなんだろ。
しかし、貧弱で失礼な聞き手だよ……(T-T)。スミマセン。
おう、そう言えば、Cから借りたバレエのビデオ、見なきゃ! あー、あと、帰省した折にでも、今度こそ生宝塚を……(と、これはいつも思うんだけどね)。
って、こんなに切ない話だっけか……? ウエエン・゜・(ノД`)・゜・。
これにやられたり、珍しく電話かけまくったりしていたので、『ロスト・イン・ラ・マンチャ』の感想はまた今度。今更言っても遅いけど、(やっているなら)見に行け〜!!
%せなけいこのアニメ
ホラー系不条理絵本作家せなけいこのアニメが存在していたとは。『ねないこ だれだ』なんて、「きれいなはこ」まで収録されているし、マジで子どもが見たらガクガクブルブル((((゜Д゜;)))ですよ。物凄く見たい!
「ねないこだれだ」 せな けいこ【 bk1 / amazon / Yahoo! / 旭屋 / Jbook / 紀伊國屋 / 楽天 / skysoft 】
【 bk1 / amazon / Yahoo! / 旭屋 / Jbook / 紀伊國屋 / 楽天 / skysoft 】
夕方叔父と落ち合って、お宅へお邪魔。というわけで、3食。
待ち合わせの時に、駅前のデリ&カフェで食べたカシス・ソフトは激マズでした。320円(税別)も取るのに!(T-T)
渋谷での単館上映、のちレイトのみ。最終1日前で、9割5分の入りでした。
壮大な予告編、という感じ。原作を読んでいる途中だったので、100倍楽しめました。
『未来世紀ブラジル』『12モンキーズ』などの監督として知られるテリー・ギリアムが長年暖めてきた『ドン・キホーテ』の映画化に挑む。しかし、『バロン』の失敗から、ハリウッドで映画を作ることはかなわず、やむなくヨーロッパで撮影することに。ハリウッドでは考えられない低予算の中で、なんとかやりくりしようと、スタッフのテンションは高まるのだった。が、いざ撮影という段になって、ヒロインのスケジューリングの失敗、主演俳優の病気、ロケ地上空を横切る軍用機の爆音など、予期せぬトラブルが続発。さらには、記録的な集中豪雨に止めを刺され、結局映画はクランクイン6日目にて頓挫したのだった。
連続するトラブルは映像的にもインパクト大(特に集中豪雨で、砂漠中が大洪水になって、機材が流れていくところなど、あまりにベタ過ぎるギャグ映像だ)で、笑い声も聞こえたけど、笑えなかった……。切実過ぎて。フィクションでやるとご都合主義!と言われそうな勢いで、脈絡のない不幸が連続することは、ままある。本当に誰も悪くないのに、物事が立ち行かず、皆が不幸になってしまうことも。
むしろ、後半、映画が頓挫してからの方が、エキサイティングだった。ロシュフォールは、確かに、見た目は挿絵のドン・キホーテそのものではあるが、周囲を巻き込む熱病のような狂気は見えなかったのが正直なところ。病気のせいもあるのだろうけれども。逆に、まさにギリアムはドン・キホーテそのものだった。自らの脚本に惚れ込み、その映画化を夢想し、現実を無視(とまではいかないか。過剰に楽観視)してまでも、実現を望む。スタッフたちは、風車を風車と見ぬきながらも、島の太守になることに憧れたサンチョ・パンサ。
苦境にあっても、底抜けに明るく、にこやかに笑い、観客へのサービス精神を忘れず、いざ「義」を見せる時には己の立場よりも、それを優先する。結局、裏切られる(わけではないのだが)としても、決して理を曲げない。ドン・キホーテが単なる狂人ではなく、実は聡明な知識人であり、義の人であるのと同じく、ギリアムもまた。最終的には誰かが弁償しなくてはいけないんだけどねえ(ちなみに今読んでいるのは、「金だらい論争」のくだり)。
サンチョ・パンサを、現代人であるジョニー・デップが演じるアイディアもいいと思うし(要するに観客の代弁者=ツッコミ役だからねえ)、ものすごくオモシロそうなので、是非実現して欲しいと思うけど、無理なんだろうなあ。3人の巨人の予告編はよかったし。楽しそうだった。
あと、鼓童のTシャツ、イイ(・∀・)ね!
ところで、『バロン』って、何がそんなに酷かったの? 見た事がないんだが、今度見ます。
何かと疲れた1日だったが、最大の出来事はと言えば、先ほど黒い悪魔が出た事だ。台所と部屋の間の壁を這う、超大物を見た時には、心臓が凍るかと思ったよ。とりあえず、手近にあった封筒で叩いて(健康診断の結果入り……)、落ちたところを、すかさず数年前に買ったっきりのキンチョールで追い回し、トイレで撃退、そのまま下水道へさようなら。
いきなり成虫ってのは……。どこかで湧いているんじゃないのかー。突発的な闖入だと思いたい……。玄関先で子百足を2度殺した事もあったし、不穏な雰囲気だわ。いやぁぁあああああ・゜・(ノД`)・゜・!!!
これも数年前のゴキアースがあるので、明日は炊く事に決定。一個しかないから、沢山買いこまねば。お金かかるよう。
ていうか、遭遇以来、部屋の雰囲気が激変。物陰に何かがいるような気がする……((((゜Д゜;)))。こわいよー。