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ざぼんの皮 2003年 07月


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Jul.11,2003 (Fri)

Boon-gate.com

 Boon-gate.com、すんません、今の今まで存在知りませんでしたΣ(゜Д゜)。ここ3ヶ月、縁がなかったからなあ。まあ、知りたくもなかった気が……。文ゲー社の本がオンラインでゲットできるサイトだそうな。

 ちなみに、知ったのは東京グルメの広告バナー……。

%『ヴィジュアル系の時代―ロック・化粧・ジェンダー』

ヴィジュアル系の時代―ロック・化粧・ジェンダー「ヴィジュアル系の時代―ロック・化粧・ジェンダー」 井上 貴子 (著), 室田 尚子 (著), 森川 卓夫 (著), 小泉 恭子
サイズ: 182 x 128cm 発行: 2003/07 価格: ¥1,600
ISBN4-7872-3216-9
『強烈な存在感とカリスマ的人気で音楽シーンをリードした「ヴィジュアル系」ロックバンド。退廃の中に愛と永遠を求める彼らの音楽はどこからきたのか? その欲望と世界観とを様々な視点から読み解いて同時代を探求する論集。』

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青弓社ライブラリー 井上貴子;森川卓夫;室田尚子;小泉恭子【著】青弓社

その強烈な存在感とカリスマ的人気で音楽シーンをリードした「ヴィジュアル系」と呼ばれるロックバンド。狂おしいまでに鮮烈、残酷なまでに華麗なその独自の美的空間と情熱的パフォーマンスは新しいバンド・スタイルを築きあげ、若者文化に深いインパクトを与えて、価値観や行動様式に不可逆的な変容をもたらした。頽廃のなかに愛と永遠を求める彼らの音楽は、いったいどこからきたのか?ヴィジュアル・ロックに魅了された論者たちが、ジャンルとしてのロック史、音楽業界の動向、化粧やコスプレ、少女マンガなどのサブカルチャー批評、ジェンダー理論の視点から、その欲望と世界観とを縦横に読み解いて同時代を探求する画期的な論集。

第1章 ヴィジュアル系とジェンダー(ロックとジェンダー;ヴィジュアル系とジェンダー);第2章 ヴィジュアル・ロックの系譜(ジャパニーズ・ロックシーンに現れたヴィジュアル・ロック;音楽状況の変質 ほか);第3章 拡張された男の美学―Xをめぐって(伝説のヴィジュアル・ロックバンド「X」;拡張された“男の美学” ほか);第4章 少女たちの居場所さがし―ヴィジュアル・ロックと少女マンガ(ロックと少女マンガとの関係史;ヴィジュアル・ロックが少女マンガにもたらしたもの ほか);第5章 異性を装う少女たち―ヴィジュアル・ロックバンドのコスプレファン(ヴィジュアル・ロックバンドのコスプレ文化;ヴィジュアル・コスとアニメ・コスのクロスオーバー ほか)

去年の今ごろ……

Jul.12,2003 (Sat)

きょうのにゃんこ

 夜だったし、ぶれてるし、ぼけてるし、下手だし。

 黒猫さんは、ものすごく大きくて、堂々とした、立派な猫であった。門柱の上にどっしりと座り、長い尻尾をたらしている全身像を、是非撮りたかったのだが、全然ダメ……。撫でると、鼻先を手にこすりつけてくる甘えん坊でもあったのだが、携帯デジカメで夜の黒猫は無理か<腕を機械のせいにしている。

 白茶虎は、首輪つきの飼い猫さん。買い物帰りだったので、袋にくんかくんかされた。でも、中身はイカなんすよ〜。たらこと、鶏肉も入ってたけど。

ひかわきょうこ『彼方から』白泉社

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 特に意味もなく、なぜか今更、5巻ぐらいまで読んでみた。面白かった。ひかわきょうこって、本当に全然変わらないなあ。小学生の頃、通っていた歯医者さんで『荒野の天使ども』を読んだ記憶があるけど、舞台はどこであれ、堅実に王道で書いてりゃあ、これだけ充分に面白いってことなのかも。掴みも引きも上手いし、動きにも華があるし、ベテランすげー。お腹がすいたから途中で止めたけど、そうでなかったら、あるだけ読んでいた気がするよ……。

 あー、続き読みたい。

「ピンポン」@欽ちゃん&香取慎吾の全日本仮装大賞

 うーわ、『マトリックス』!

 他のも面白い。この番組自体は、随分前に、採点方法が嫌いで見なくなってしまったんだけど……。

去年の今ごろ……

Jul.13,2003 (Sun)

『S-Fマガジン8月号』
チャールズ・ストロス「ロブスター」0

 昼の3時ごろからウトウトと読み出して、ぐーっと寝て、読んで、ぐーっと寝て、気がつくと7時半だった……(´・ω・`)。

 Linuxのこととか、よく知っていれば、感じ方が違うのかもしれない。なんというか、知的エリートが夢見る幸福な社会、みたいな。見てはいないけど『ペイ・フォワード』を連想してしまった。……あとは、これも読んでないけど『世界がもし100人の村だったら』。

 特集には一番合っている内容なのかも、とは思った。酒井昭伸の訳は、ジャーゴンだらけなのに読みやすいし、ごちゃごちゃした感じも楽しい事は楽しい(んだけど、何を訳しても「酒井昭伸」なんだよなあ)。けど、あのシーンで【パム視点】になるのは、色んな意味で損だったと思う。どうしてこんなことしたんだろう?

去年の今ごろ……

Jul.14,2003 (Mon)

%森忠明著,園田英樹編『ねながれ記』銀鈴叢書 銀の鈴社

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100冊近い流通している本について、一冊一冊ていねいに読み込み、著者の人生観・価値観を豊富なことばで織り込んで解説し論じる。ユニークな「本の紹介文」でもある。

〈森〉1948年東京都生まれ。「ホーン岬まで」で野間児童文芸賞、「へびいちごをめしあがれ」で新美南吉児童文学賞受賞。作品は他に「ボビーよぼくの心を走れ」「どてかぼちゃ戦争」など

 掲示板で、へびいちごさんがお薦めの森忠明の評論集。川島誠『しろいくまとくすのき』の書評も載っているそう。

 んだが、アマゾンにもないし、日販は多分通ってないし、地方小扱いかも……(--;。入手はbk1か、図書館が確実かもです。

カルヴィーノ入門

 〈藤原編集室〉の業務日誌(7.14)(ここのログって保存されないのかな、勿体無い)によると、『まっぷたつの子爵』(晶文社)『木のぼり男爵』(白水社)『不在の騎士』(国書刊行会/松籟社)の三部作がやっぱり順当らしい。ということで、とりあえずメモ。

まっぷたつの子爵「まっぷたつの子爵」 イタロ カルヴィーノ (著), Italo Calvino (原著), 河島 英昭
サイズ: 182 x 128cm 発行: 1997/08 価格: ¥1,600
ISBN4-7949-1243-9
『メダルド子爵は、戦争で敵の砲弾をあび、まっぷたつにふっとんだ。左右べつべつに故郷の村にもどった子爵がまきおこす奇想天外な事件のかずかず…。イタリア文学が生んだもっとも面白い物語として読みつがれる、スリリングな傑作メルヘン。』

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「木のぼり男爵」 イタロ カルヴィーノ (著), Italo Calvino (原著), 米川 良夫
サイズ: 18cm 発行: 1995/08 価格: ¥1,180
ISBN4-560-07111-X
『 イタリアの男爵家の長子コジモ少年は、12歳のある日、カタツムリ料理を拒否して木に登った。以来、恋も冒険も革命もすべてが樹上という、奇想天外にして痛快無比なファンタジーが繰り広げられる。笑いの中に、俗なるものが諷刺され、失われた自然への郷愁が語られるカルヴィーノ文学の代表作。』

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「不在の騎士」 脇 功 (翻訳), イタロ・カルヴィーノ
サイズ: 182 x 128cm 発行: 1989/05 価格: ¥1,262
ISBN4-87984-103-X
『純白の甲胄の騎士の正体はなにか?中世を舞台にした奇想天外な物語、鬼才カルヴィーノが現代人に語りかけるものはなにか?』

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去年の今ごろ……

Jul.15,2003 (Tue)

セルバンテス『ドン・キホーテ』スケこましの男爵

ドン・キホーテ〈前篇2〉「ドン・キホーテ〈前篇2〉」 セルバンテス (著), Cervantes (原著), 牛島 信明
サイズ: 148 x 105cm 発行: 2001/01 価格: ¥760
ISBN4-00-327212-9
『その名も高きドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャとその従士サンチョ・パンサ、例によって思い込みで漕刑囚たちを救ったあげく、逆に彼らに袋だたきにされ、身ぐるみはがれる散々な目に。主従はお上の手の者の目を逃れ、シエラ・モレーナの山中に。』

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 他に読まなきゃいけない本があるんだけど、今日はボーッと『ドン・キホーテ』。新美女キャラが登場。彼女の言う事は、羊飼いの娘とは違って、佐藤賢一風かも(ていうか、逆です)。当時のスペイン(カトリック)の風潮としては、これが自然なんだろうな。

去年の今ごろ……

Jul.19,2003 (Sat)

江戸大博覧会〜モノづくり日本@国立科学博物館

 公式

 大学時代の友達と集まって上野で見てきた。時間の都合で、展示の半分しか見れなかったのが悔しい。面白かったんだけど、からくり人形類は、動く映像や写真も一緒に見せて欲しかったなあ。会場内のモニターで見た弓曳童子の映像には、本当にしびれた。能面のように薄く微笑みをたたえた顔が、矢を取るとき、つがえる時、弓を引くとき、離した後(残心)と、微妙な角度によって、真剣な表情、開放感、とっても得意そうな感じに、ちゃんと変化するのだ。単純に「動く」から凄いのではなく、細部までのこだわりぶりに感動。だからなおさら、他の人形が動くところも見たかった。

 ちょうどタイミング良く、ピノの実演にも鉢合わせ。前列かぶりつきで見たけど、案外小さい印象。歩き方はペンギンみたい。もう一つ、外装をつけていない実験中のモーター剥き出しの中身がいて、開発中の「元気な歩き方」を見せてくれたんだけど、死に掛けのターミネーターみたいな外観と、ゾンビの痙攣のような動きの組み合わせは無茶苦茶怖かったよ。その後、ピノ(6kg)を抱っこさせてもらったり、貴重な体験だった。

セルバンテス『ドン・キホーテ』〈前篇 2〉

ドン・キホーテ〈前篇2〉「ドン・キホーテ〈前篇2〉」 セルバンテス (著), Cervantes (原著), 牛島 信明
サイズ: 148 x 105cm 発行: 2001/01 価格: ¥760
ISBN4-00-327212-9
『その名も高きドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャとその従士サンチョ・パンサ、例によって思い込みで漕刑囚たちを救ったあげく、逆に彼らに袋だたきにされ、身ぐるみはがれる散々な目に。主従はお上の手の者の目を逃れ、シエラ・モレーナの山中に。』

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 単に巻の区切りであって、話自体は途中なんだけど。

 うーん、ドン・フェルナンドなんて、今の基準で言えば、完全に足蹴にされておしまいに決まっているのに、どこまでが本気で、どこからがパロディなのかがわからない……。どうしても今の感覚で解釈してしまうからなあ。当時のスペインでは、この展開はどうだったんだろう。

 一見無関係な『愚かな物好きの物語』が、ここに挟まっているのが、ミソだと思うのだ。貞節と美しさが、高貴と崇められ、尊ばれる一方、レオネーラのような女性も確かに存在する事を認めている(作中作とは言え)。信仰や文化は、土地それぞれ、その時それぞれではあるけれど、人の心の営みの本質的な部分は、今も昔も変わらないはず。

 そう考えると、思いも寄らぬ幸運に歓び合う人々の描写を、読者が素直にそれと受け止めていいのかどうかわからなくなる。とんでもなく、滑稽でキッチュな舞台を見ているような気がする。

 メタでメタメタ。

%今日泊亜蘭『まぼろし綺譚』出版芸術社

「まぼろし綺譚」 今日泊 亜蘭
サイズ: 182 x 128cm 発行: 2003/07 価格: ¥1,500
ISBN4-88293-236-9
『日本SFの先駆者である今日泊亜蘭の単行本未収録作品から、秀作・傑作を選りすぐったオリジナル作品集。奇想天外な方法で連続殺人を犯す怪人と刑事との息詰まる攻防を描いた「死を蒔く男」など、珠玉の名品12篇を収録。』

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今日泊亜蘭は、まだ日本に本格的なSF作家がいなかった昭和37年、壮大なスケールの傑作長篇「光の塔」を発表した日本SFの先駆者である。その独創的な作品群はSFファンのみならず幻想小説の分野からも高い評価を受けている。本書は、奇想天外な方法で連続殺人を犯す怪人と刑事との息詰まる攻防を描いたSFミステリ「死を蒔く男」、昭和33年の直木賞候補となった風刺劇「河太郎帰化」、著者独自の世界を形成する和風ファンタジーの傑作「滝川鐘音無」「新版黄鳥墳」など、まぼろしの彼方から甦った珠玉の名品12篇を一挙に収録。

夜走曲;くすり指;死を蒔く男;東京湾地下街;見張りは終った;確率空中戦;みどりの星;御国の四方を;河太郎帰化;滝川鐘音無;新版黄鳥墳;玉手箱のなかみ

今日泊亜蘭(キョウドマリアラン):1912(大正元)年、東京都に生まれる。上智大学外国語学部、アテネ・フランセなどで諸外国語を学ぶ。アテネ・フランセ時代の同窓生には後に作家となる日影丈吉がいた。戦後は米軍の通訳を務めた後、「文芸首都」「歴程」の同人となり作家活動に入る。57年、探偵作家によるSF同人グループ“おめがクラブ”に参加、翌年には日本初のアマチュアSF同人グループ「宇宙塵」に客員待遇で招かれて参加。62年、同誌に発表した侵略テーマの長篇『刈り得ざる種』を加筆改題し『光の塔』として出版。日本人作家によるSF長篇の第一号であった。以後、寡作ながら質の高い作品を次々と発表。91年、『光の塔』の続編に当たる大長篇SF『我が月は緑』を刊行。その後は、言語学の研究に没頭し、創作は発表していない

去年の今ごろ……
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