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ざぼんの皮 2002年 11月


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Nov.22,2002 (Fri)

コニー・ウィリス『航路』ソニー・マガジンズ

航路(上)「航路(上)」 コニー ウィリス (著), 大森 望
サイズ: 182 x 128cm 発行: 2002/10/08 価格: ¥1,800
ISBN4-7897-1933-2
『認知心理学者のジョアンナは、デンヴァーの大病院にオフィスを持ち、朝はER、午後は小児科と臨死体験者の聞き取り調査に奔走する日々。目的は、NDE(臨死体験)の原因と働きを科学的に解明すること。一方、神経内科医のリチャードは、疑似NDEを人為的に引き起こしてNDE中の脳の状態を記録する研究計画を立ち上げ、彼女に協力を求める。が、実験には...』

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航路(下)「航路(下)」 コニー ウィリス (著), 大森 望
サイズ: 182 x 128cm 発行: 2002/10/08 価格: ¥1,800
ISBN4-7897-1934-0

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 10/9に買って読み始め、牛の歩みで読みながら、ここ10日ほど放ったらかしだった。が、晩御飯を食べた後、こたつむりしながら、下巻2/3を4時間かけて一気読了。なるほど、後半滑り始めると速かったけど、やっぱり長い。

 読み終わっての感想は、「泣き所ってどこよ!?」でした。何箇所かちらっと鼻の頭がツンとしたけど、それまでで、涙腺までは届かなかった感じ。検索してみて、なるほどと思ったけれども、私が一番やばかったのは、だんとつで【51章】なんですが。

 思ったよりも普通のお話でした。むしろ、滅多やたらと懇切丁寧過ぎて、親切過ぎるのが、尺を伸ばす方に密接に絡んでいるのがどうだかなあ。あと、腑に落ちすぎるのも、興をそいだ感じ。いい意味でも悪い意味でも、全く予想を裏切ってくれない(【さすがに、2章の終盤には驚いたけれども、「生きかえらしたら殺すぞゴルァ」と思いつつ、死なせたまんまでどう展開するのかと興味津々だったのに、特に意外性もなく、お行儀良くまとめられてしまった……。ハリウッド映画みたいにお綺麗なラストに、複雑な気持ち。ちなみに某船が出てきたのには驚きませんでした。どっかでネタ見ちゃったみたい。】)。

 期待度がちょっと高かったので、かなり拍子抜けしたけれども、普通のエンターテインメントとしては、普通にわかりやすく感動できるし(あざといとも言う)、読みやすいし、この長ささえなければ、あんまり本を読まない人にもオススメできる。あくまで、この長ささえなければ。前半の細細とした日常の研究風景も、不思議と退屈はしなかったし、後半のすべりの良さは認めるところなんだけれども、長い、しつこい〜。もうちょっとさりげなくても良かったと思います……。

 【つながらない電話、ポケベル、迷路のような病院がわざとらしく、非常にしつこくメタファーとして語られるのに、イライラ。でも、ずっと電話口横でいいことをしゃべっているブライアリー先生の声を、誰も聞いていないところなんかは、とても面白くて気に入った。結局、ローグは絡んでない? 私が読み逃しているのかなあ。

 なるほど、絵柄はまんま『ER』でしたが、なんとなく頭の中では、ふくやまけいこの『ウィニー・メイの夢』でした。……と書いてから、検索してみたら、そういう話だったのか。すっかり内容忘れていたよ(汗。

去年の今ごろ……

Nov.24,2002 (Sun)

チキンの狩人風、みたいなもの

 チューボーですよ、にじむさんのところの「牛パン粉」(*1)にウけたので、私も今週のチキンの狩人風に挑戦。とは言っても、食料の買い出しをしそびれたので(コートとカーペットカバーを買ったら、持てなかった)、ほぼ空の冷蔵庫からあり物をさらった結果、以下の材料を変更する事となった。

  • 骨付きモモ肉3本>冷凍していたモモ肉80g*3。
  • ローズマリー1/3>乾燥ローズマリー。
  • エリンギ150g マッシュルーム150g>ないので、掌サイズの分厚い椎茸最後の1個。
  • 赤唐辛子2本>切らしているので、一味唐辛子。
  • オリーブ12個>そんなものない。
  • 赤ワインビネガー30cc>バルサミコ。味的には米酢の方が近いんだろうが、雰囲気重要。
  • 白ワイン250cc>赤も白も切らしているので、鬼殺し。
  • 野菜のブイヨン500cc>ないので、鳥ハムスープ(オリーブの塩分もこれで代用)。
  • トマト370g>小粒のプチトマト10個ほど。
 さらに余っている人参、茄子、ブロッコリーの茎を投入。

 ちなみに、全て目分量(又は、あるだけ)。アヒャ(゜∀゜)。

 味見してみたらウマー(゜Д゜)。まあ、多分別物だろうが<当然です。もうちょっと酸味が強いほうがいいかも。

クルト・クーゼンベルク『壜の中の世界』国書刊行会(1991)

「壜の中の世界」 クルト クーゼンベルク (著), Kurt Kusenberg (原著), 前川 道介 (翻訳), 三宅 晶子 (翻訳), 竹内 節
サイズ: 182 x 128cm 発行: 1991/10 価格: ¥1,748
ISBN4-336-03060-X
『老船長が空にした酒壜の中にボトルシップを作るという話が突然、南の国の小さな湾に碇泊する3本マストのスクーナー船の話になってしまう、鮮かな手品のような逸品「壜」をはじめ、現代ドイツ随一の短篇の名手クーゼンベルクが描く不思議で皮肉な21篇。』

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 キタ━━━━(゜∀゜)━━━━ッ!!

 多分、私は日本で出版されている新刊書籍の8割以上の内容に毎日接しているわけで(実物は2割だが)。でも、ここんところ読書欲がないし、周りから面白いとオススメされている本が一杯あるし、大概私が選ぶとはずれを引きがちだし、何も考えずに、何の情報もなく、知らない本を手に取る事って、物凄く久々なのだ。いつ以来か覚えてないくらいに。

 というわけで、今日、『天使』を持ち歩くには重いしと選んだ文庫が肌に合わず、図書館でなんとなく(結局ハードカバーを)借りてみたら大当たり。21篇中5篇まで読んだけれども、今のところ外れなし。マジックリアリズムの香り漂う、甘いメルヘン。但し、ドライ。この匙加減が絶妙でツボ。特に1本目は、構造の美しさもあいまって、特級品の短篇(7頁)。たまらん……。

 まだ解説すらまともに見ていないので、どういう本かはよくわからず。とにかく読もう。

 もう1冊『蒼い夢』という本が出ているらしいが、この表題と同じ短篇は『壜の中の世界』にも入っているし。明日調べてみよう。

「蒼い夢」 前川 道介 (編集), 竹内 節
サイズ: 210 x 148cm 発行: 1990/01 価格: ¥971
ISBN4-261-01034-8

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*1: 「生パン粉」ですわなあ。千メートルの塔みたい。今時OCR?
去年の今ごろ……

Nov.26,2002 (Tue)

うにのクリームパスタ

 を引っくり返した。一回休み。きれいに引っくり返ったので、上澄みだけいただきましたが……。激ウマなのに。悲しすぎ。

 レシピ

去年の今ごろ……

Nov.29,2002 (Fri)

愛の講義

 あー、そうだそうだ、u-kiさん(11/20-29あたり)って、猫先生ですヨ! というわけで、明日は午前中『プリンセスチュチュ』を見て下さい。ちぇき!

%パーシヴァル・ワイルド『探偵術教えます』晶文社

探偵術教えます「探偵術教えます」 パーシヴァル ワイルド (著), Percival Wilde (原著), 巴 妙子
サイズ: 182 x 128cm 発行: 2002/11 価格: ¥2,000
ISBN4-7949-2734-7
『通信教育講座で探偵修業中のお屋敷付き運転手P・モーランはすっかり名探偵気取り。習いたての探偵術を実地に移してみたくてたまらない。素人探偵の暴走が毎回とんでもない騒動をひきおこす爆笑ユーモア・ミステリ連作。』

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お屋敷付き運転手のP・モーランは通信教育の探偵講座を受講中。気分はすっかり名探偵の彼は、習い覚えた探偵術を試してみたくてたまらない。ところが尾行の練習に選んだ相手が“たまたま”麻薬密売人で、あやうく一味に消されそうになったり、古今の名作ミステリをお手本に、消えたダイヤ探しに乗り出したものの、あまりに手本に忠実すぎて、依頼主の部屋を滅茶苦茶にしてしまったりと、シロウト探偵の暴走が毎回とんでもない騒動をひきおこす爆笑ユーモア・ミステリ連作集。

%『ことし読む本いち押しガイド 2003』

ことし読む本いち押しガイド〈2003〉「ことし読む本いち押しガイド〈2003〉」 リテレール編集部
サイズ: 210 x 148cm 発行: 2002/11 価格: ¥1,500
ISBN4-8398-0034-0
『「2002年単行本・文庫本ベスト3」や、恒例辛口対談・岡野宏文×豊崎由美「2002年のベストセラーを読む」、「リテレールが選ぶことしのいち押しガイド208」、その他精鋭読書家たち10人のコラムを掲載。』

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 気になった本を以下にメモ。

%『新聞王ウィリアム・ランドルフ・ハーストの生涯』

新聞王ウィリアム・ランドルフ・ハーストの生涯「新聞王ウィリアム・ランドルフ・ハーストの生涯」 デイヴィッド ナソー (著), David Nasaw (原著), 井上 広美
サイズ: 210 x 148cm 発行: 2002/09 価格: ¥5,800
ISBN4-8222-4295-1
『オーソン・ウェルズ「市民ケーン」のモデルは、いかにしてライバルを蹴落とし、メディア帝国を築いたのか? アメリカのメディアに君臨した怪人、イエロージャーナリズムの王の正体を明かす決定的評伝。』

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%『独身者の住まい』

独身者の住まい「独身者の住まい」 竹山 聖
サイズ: 182 x 128cm 発行: 2002/07 価格: ¥1,500
ISBN4-331-50910-9
『自分の個性に適った家を安く建てたいという独身者必読の一冊。「強羅花壇」などの建築物の設計を行った気鋭の建築家が、文化・宗教を絡めながら、新しい人間関係と家の形を探る。』

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%『チェゲムのサンドロおじさん』

チェゲムのサンドロおじさん「チェゲムのサンドロおじさん」 ファジリ イスカンデル (著), 浦 雅春 (翻訳), 安岡 治子
サイズ: 210 x 148cm 発行: 2002/02 価格: ¥2,800
ISBN4-336-03957-7
『旧ソ連黒海沿岸の国アブハジアを舞台に、豪放磊落な主人公サンドロをめぐって繰り広げられるお話の数々から、公爵夫人との恋の顛末をめぐる表題作のほか、語りの魅力に満ちた7つの中短編を収録する。』

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%『花束を抱く女』

「花束を抱く女」 莫 言 (著), Mo Yan (原著), 藤井 省三
サイズ: 182 x 128cm 発行: 1992/09 価格: ¥1,553
ISBN4-7966-0471-5
『1989年6月4日「血の日曜日」事件以来、事実上、発表禁止とされた莫言は、黙示録的小説「花兵を抱く女」をひっさげて、二年ぶりに文壇復活を遂げた。―地域共同体も血縁共同体も崩壊に瀕している現代中国農村の状況を的確に描き、新しい中国文学の胎動を伝える待望の第2短篇集。』

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去年の今ごろ……
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