を久々に見たのでメモ。実家の居間(っていうのかなあ)から外を眺めると、夕立の直前みたいに空が暗い。直上には物凄く濃い灰色の低い雲の塊があって、うわあ大雨がくるなあと思っていた。すると、それは夕立の雲らしくするするすると不自然な速さで風に流されて、空き地の向こうのアパートに、滝のような雨を降らせつつ、雲ごと落ちた(この絵は物凄く良かった)。アパートは押しつぶされて、ぐちゃくちゃに倒壊。見ているだけで、人が大勢死んでいるのがわかる。私は恐ろしくて動けない。
以下、ちと尾篭
その後も雲が沢山出たり、色々と怖い事があって(テレビを見ていたような気がする)、人がコロコロ死んでいく。恐怖感だけがある。ふと、外出していた弟がすまなそうな顔をしていて、どうしたのかと聞くと、帰ってきてから家で吐いちゃったらしい。外には死体が転がっていて、気持ち悪くて。あー、確かに匂うな、と思う。リアルに。
って、匂いつきの夢なんて見たことないんですが(少なくとも記憶にはない)。初の匂い夢が吐瀉物ですかい(--;。実際に吐いていたとか、そういうこともないのに。
なんか起きてから呆然としたです。
再放送を聴いてます。オリジナル脚本らしいんだが、謎の汚染地帯に潜入調査する様は確かに『ストーカー』を思わせる。過剰に抑えすぎた演技(宮村優子さえうるさくない)、無茶苦茶な展開、変な歌等、久々にツボ。
脚本:岩松了 高橋陽一郎 演出:高橋陽一郎 技術:中川栄 効果:村中睦陽
出演:草野康太 三輪明日美 宮村優子 光石研 渡辺哲 岩松了 COOZY
あらすじ:近未来の日本。かつて豊かな水源の供給地だった森が、隣接の原子力施設の事故で、放射能汚染となり、立入禁止となっていた。その禁断の森を再生すべく、ひとりの環境学者が派遣された。彼の前に立ちはだかるのは、放射能危険ゾーンと、そこに築かれた治外法権のコミュニティに住むアウトロー達だった。様々な価値観を持つ人々との出会いを通して自然と人類の共存の道を探る、SFファンタジー。なんとなくクックルドゥドゥドゥ。
一歩さんの『旦那の帝国』が最高!(*1)タイミング的に秀さんのセンス・オブ・ワンダーとは?併読推奨。
高野史緒作品にしろ、佐藤哲也作品にしろ、読んでくださる方が沢山いて嬉しいです(^^)。ダサコンにゲストとして招待する事によって、読むきっかけが生まれてくれれば、一ファンとして万万歳です。いやもうほんと。寮さんみたいにブレイクしてくれればなーという色気もあったりして。今日も今日とて、某社長に佐藤哲也『沢蟹まけると意志の力』を押し売り。本番までに読んでください、社長。
今回は、オークションにも出品予定。開始価格は、一応私自身の買値を上回っていないはず。『ゴースト・ドラム』だけは、100円で買った後、700円でもう1冊買ったので、足して半額の400円なのだった。
ディーラーズに持っていくのは、主に川島誠のダブり……じゃなくて、だぶつき分。あとは文庫本をいくつか。
はー、楽しみ。
%ラジオ関西(AM神戸)震災報道記録班編著『RADIO―AM神戸69時間震災報道の記録』長征社(18,000)
紀伊国屋BookWebより(内容見本)2002年10月26日 刊行
A4判 281頁 30字×60行×2段・横組
定価 (本体18,000円+税)
ISBN4-924929-42-5
出版社 長征社1995年1月17日、午前5時30分、いつものように、生放送「おはようラジオ朝一番」がはじまった。次の番組のために待機していたスタッフや警備員を含め、社内にいたのは11人。
5時46分55秒。地震発生と同時に放送停止。停電。社屋は瞬時に瓦礫の山となる。
誰にも、何が起こったのか分からないまま、ただちに放送復旧のための点検作業に入った。自家発電装置を起動。ただ一つ生き残ったスタジオから、午前6時、雑音まじりの電波で放送が再開された。マニュアルもない、まさに手さぐり状態でのスタートだった。
情報網は遮断され、交通機関は途絶した。すでに出社していた者と、何とか出社できた者とで、二つの中継チームが慌しく編成された。中継車は初日だけでも、合わせて200キロの被災現場を移動し、50回を越すレスキュー情報を発信し続けた。レポートの経験のない職員達が、自分の眼で見たことを、自分のことばで伝えた。役員もタレントも、手のあいた者はみな受話器を握り、安否情報を取り次いだ。若いスポーツアナウンサーは深夜の県警本部から、死者たちの名前と年齢を伝え続けた。AM神戸の震災報道は、その後も長期にわたって続いた。
本書ではそのなかから、特別番組として編成された、1月17日の地震発生から20日午前3時までの、69時間連続放送を、忠実に採録した。大災害と放送について考えるとき、避けて通れない第一級の原資料。
「RADIO―AM神戸69時間震災報道の記録」 ラジオ関西震災報道記録班【 bk1 / amazon / Yahoo! / 旭屋 / Jbook / 紀伊國屋 / 楽天 / skysoft 】
さすがはbk1(TRCと言うべきか)。これが24時間とは。何冊在庫しているんだろう。
大阪からかけつけたテレビの中継車に向かって、神戸から自転車に乗って走ってきた男の人が、「大阪は生きているのか?」と尋ねた。そういう映像を見た、ような気がする。そうだよなあ。一瞬にして周囲の建物が崩れ、高速道路が倒れ、当然電気もなく、テレビも映らない。新聞なんぞ届く筈もなく、電話はあっという間に途絶した。物理的にも情報的にも孤島となった状態では、きっと、日本中が(あるいは世界中が)破滅してしまったと思うに違いない、とその時思った。
そんな中でもラジオは伝え続けた。とはいえ、ラジオ局にすら伝えるべき情報もない。
1回線だけ、奇跡的に生きていたリクエスト用の着信専用電話を介して、自然発生的に生まれた被災者同士の、助け合い、支え合う行動や言葉―家族、親戚、知人らの、安否を求める声にはじまり、AM神戸には、いま生きることに不可欠なものを、鮮明に反映する声が寄せられました。あの時、私はつくばにいて、震災を直接体験したわけではない。兵庫県との県境にあった実家も、幸いな事に被害は免れた。近所には倒壊、半壊している建物も結構あったけど。
(中略)
放送の中には共同通信社からの記事もあります。生き残ったたった1本のファックスから流れてくる情報を「いのちの綱」のような思いで待っていた記憶がよみがえります。
(あとがきより)
私はこの本をちらりと、長くても1分弱程度見ただけなんだけれども、読むとぞっとして、身が震えてしまった。あまりにも生々しい、文字通り生の声。内容見本を見てもらってもいい。
下世話な話をしよう。これさ、1万8千円なんて凄い価格じゃなくても、充分採算が取れるくらい売れる本になれるんじゃないかな、と思うんだけど。それとも、敢えて、こういう手に入りにくい値段・造本にしたのだろうか。どうなんだろう。
いやしかしまあ、凄い本です。ホント。
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「いのち結んで―その時、被災放送局AM神戸は」 三条 杜夫【 bk1 / amazon / Yahoo! / 旭屋 / Jbook / 紀伊國屋 / 楽天 / skysoft 】