ざぼんの皮 2002年 09月


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Sep.2,2002 (Mon)

ぶりのあら煮

 味醂と間違えて酢で煮込んでしまい、1回休み。食べられない味じゃなかったが、味醂で煮汁作って煮なおし。おいしいエキスは酢と共に去りぬ……。とほほほほほ。

 ああっ。土曜日録画した『ウォーターボーイズ』を、やっと今日になって見ようと思ったら、野球延長のせいで後ろ30分が切れているし、このやり場のない怒りをどこへ向けたら!!ウワァァァァァァン!!! ヽ(`Д´)ノ

それは多分はかせなべ

 掲示板にも書きこんでしまいましたが、一歩さんの探し物、それは多分はかせなべですね。ていうか、プレゼントに鍋はとてもスタンダードでしょー、いや単に私が欲しいだけなのさ、そうさそうさ。

 はかせなべとか、活力なべビタクラフトなんかは、鍋としてはすごく高価だけれども、その独自の機能に物凄い魅力を感じる。もらってうれしいと私は思うていうか、私が単に欲しいだけなんです……よよよ。

 そういう意味では、ル・クレーゼにはあまり魅力を感じないんですわ。可愛いもの好きの奥様ならうれしいんだろうけれども、ああ、機能しか見ない、審美眼ゼロの我。

 やっぱりはかせなべが、その知名度の低さ、変な構造など、受けがいいのではなかろうかと思われます。本(「お鍋にスカートはかせておいしさ大発見―料理の常識が引っくり返る本」bk1/amazon.co.jp】、「キッチン革命―適温調理が料理の常識をくつがえす!」bk1/amazon.co.jp】)読んだだけでカルチャーショック、目鱗ものだったし。

 嗚呼、ぶりを思い出しちゃったよ、ウワァァァァァァン!!! ヽ(`Д´)ノ

去年の今ごろ……

Sep.3,2002 (Tue)

水着ゲット

 色違いを注文取り寄せしていた水着が届いたので、会社帰りに取りに行く。途中、カレー屋で気持ち悪くなるほどナンを食べて、米屋にも寄って、計10km超を自転車で疾走。思ったよりも疲労困憊へろへろ。体が火照って眠くて叶わん。

 大騒ぎした割にはどうってことないワンピース。って、どうってことないものが欲しかったからなんだけど。下手っぴだから競泳ばりばりに見えると恥ずかしいし、かと言ってお遊び系は嫌だし、マッチョなものだと笑うに笑えないし、あまりフェミニンだとマジで似合わないし、ということで、リーボック。紺で、ちびっと水玉柄。うーん、びみょー。いや、シンプルで、ちょっと可愛くて、だから惚れこんだんだけどね。

 ついでに11月から始まる区の水泳教室にも申し込むこと決定。ちょうど習いたいと思っていたところなので、最高のタイミング。やっぱり独学ではフォームがどうにもならんから。全18回で一万円。激安。抽選、当たるといいけどなあ。

属性?萌え?

 私はロボ属性? 私はあまりロボには萌えないんだが、あ、属性と萌えって違うものなのね。なるほど。

 でも、今一つピンと来ないので、もうちっと考えまする。

去年の今ごろ……

Sep.4,2002 (Wed)

J.G.バラード『ヴァーミリオン・サンズ』早川文庫

「ヴァーミリオン・サンズ」 浅倉 久志
サイズ: 148 x 105cm 発行: 1986/11 価格: ¥400
ISBN4-15-010691-6
『夢と狂気と倦怠に支配された砂漠のリゾート、ウァーミリオン・サンズには、詩人や芸術家、映画スターや富豪が群れつどう。彼らは、住人の心を反映して自在に姿を変える向心理性の家で暮らし、音響彫刻や歌う草花を愛好していた。晴れた日には、砂上ヨットで砂鰾狩りや雲の彫刻を見物にラグーン・ウエストへと出かける。そこではコーラルDの雲の彫刻師たちが、色とりどりのグライダーで飛びまわり、白い積雲に一角獣や美しい映画女優の肖像を刻んでいるのだ…。イギリスSF界の鬼才バラードが、エキゾティックなリゾートを舞台に奔放な想像力と華麗な筆致で描く連作短篇集。』

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 昨夜、肉体疲労もたっぷり、頭もぼーっとして眠いのに、暑さで眠れず、ベッドの上で七転八倒した挙句、床に座布団敷き詰めて、寝茣蓙の上で読書。眠くなりそうだと本棚から手に取ったのがこれ。「コーラルDの雲の彫刻師」「プリマ・ベラドンナ」を読むと、ちょうどよく眠くなって、就寝。雲の彫刻、歌う蘭と、なんときれいなお話よ、と思ったことでした。

 っても、内容が眠いというわけではなく(罰当たりな)、本を読むと大抵眠くなる体質なんだよ。

湯本香樹実『西日の町』文芸春秋

西日の町「西日の町」 湯本 香樹実
サイズ: 182 x 128cm 発行: 2002/09 価格: ¥1,000
ISBN4-16-321190-X
『少年の日、西の町で暮らす母と僕のアパートに「てこじい」がふらりと現われた。謎めいた祖父に僕は魅かれてゆく。忘れられない町、忘れられない時。祖父の生涯と死、母の迷いと哀しみを瑞々しく描く。第127回芥川賞候補作。』

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 フライング気味ですが、40分で読みきれてしまったので。

 祖父と母と僕の3人で、九州K市で暮らした1年間を振り返りつつ、それぞれの人生に思いを馳せる。湯本香樹実の過去作と比べても、ひときわ地味な中篇でした。「夏休みに老人を観察!」とか「天国への手紙」とかいう道具立ては一切なし。

 祖父の人生を母や叔父から、母の人生を叔父から、それも断片的にぽつぽつと語られていくそれらは、一般的尺度からは決して「幸福」なものではなかったかもしれないけれども、「思い出」は存在するだけで不思議に暖かい。

 家族とか血のつながりとか、一筋縄には行かなくて、同じ父と子の関係にしても、祖父と母と叔父、主人公と父の関係は全く違う。そういった全てのことがらが、良い悪いの判断に関係のない、感覚的なリアリティをもって「そーいうものだ」と心に染みこんでくる。

 いい話。でも、とことん地味だなあ。

清水良英『激突カンフーファイター』富士見ファンタジア文庫

「激突カンフーファイター」 清水 良英
サイズ: 148 x 105cm 発行: 2001/01 価格: ¥580
ISBN4-8291-1322-7
『闇を切り裂き轟くは、正義の心かカンフーファイター。悪を打ち払うその拳に込めた思いは、慈悲の心かカンフーファイター。人々は彼を讃え、感謝の叫びを上げるのだ。「ありがとう、ユタの若大将!」と―。カンフーファイター。彼は正義を行う改造人間である。窮地に陥った人々を救うため、とくにおかっぱ頭の少女の危機には必ず駆けつけるナイス・ガイだ。さあ!みんなで呼ぼう、カンフーファイターの名を!この世(大阪限定)のどこかに悪あるかぎり、今日も明日もかならず彼は現れる!第12回ファンタジア長編小説大賞にて準入選を獲得。審査員を七転八倒させた、不条理ヒーローアクションここに在り。』

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「マリエさま! 給水塔の陰に誰かいます!」
 マリエは、バギーの指差す方に視線を向けた。屋上の出口の上にそびえる給水塔。そこには何と三歳児用のワンピースを着た人間が体育座りでこっちを向いているではないか!
「アンタ何物? 体育座りをしている事からきっと体育会系ね」
 するとヤツはスッと立ち上がった。体育会系である事を隠すために!
「それは教えられマセーン! ただ一つ言える事は、モミアゲは伸ばした方が顔が痩せて見えマス!」
 ヤツの言う事は一理ある。が、ヤツのモミアゲはマリエ達に確認できなかった。ヤツは黒い覆面をスッポリとかぶっていたのだ!
 これがカンフーファイター。出た当初話題になっていたものを、今更読んでみて、爆笑。無茶苦茶面白い! 会社や電車の中で読んでいて、吹き出してしまう事数回。唐突に台詞や場面を思い出してしまい、笑いが止まらなくなる事数回。ひたすらボケっぱなし、突っ込みなしのこのパターンは、ちょっとでも引っかかったら、すぐに失速してしまいそうなものを、そのまま地の果てまで飛んでいって行きっぱなし。これは凄い、凄すぎる。

 富士見ファンタジアと言えば、初期にぶらじま太郎『東京忍者』という怪作があったが、内輪受けネタ満載で、作品の体をなしていない『忍者』に比べるのは、『カンフーファイター』に悪いっつーか。無茶苦茶上等な小説ですよ、これは。土曜日、「佐藤哲也を気に入った人に、次に貸す本はコレだね!」と言ったら、ジョニィとu-kiさんには反対されたが、いやしかし、傑作ですわ。挿絵のしろー大野も素晴らしい。

 で、この人、2冊目は、まだ?

水泳萌え

 あああ、泳ぎてえ。体調さえ許せば会社帰りに泳ぎに行ってもいいのに、今週は行けない罠。水泳教室申し込み葉書を書いていて、泳力欄に燃える。抽選、当たりますように。神様神様。でも、こういう萌え方は一時的なものなので、実際に水泳教室が始まる頃には燃え尽きている可能性もあり。まあ、それもよし。

 マターリと面白い2ch【水泳総合スレ】競泳・水球・飛び込み・シンクロ@スポーツ板。110が傑作。8の字交差日本泳法レースで、賭博とか。やっぱり最強は水球らしい。だろうなあ。

去年の今ごろ……
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