ざぼんの皮 2002年 08月


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Aug.25,2002 (Sun)

夏休み

 ほぼ10日、実家を満喫。古本を買い(*1)、花火を見、テニスをし、犬と遊び、友人と茶をし、映画を見、(珍しく)心斎橋をぶらつき、アランジアロンゾのお店に行き、泳ぎ、ケーキを食べ、和食を食べ、水着を買い(私のじゃないけど)、家業を手伝い、なんか夏休みらしい夏休みだなあ。

 映画『ピンポン』も良かったけど、一番の収穫はテニス。高校の体育の授業では、球に追いつけないくらいぼてぼてだったのに、体力がついたせいで、一応当てるところまではやれて、楽しかったよ。打ち方が悪いので、その後2,3日小銭が握れなかったけど。ていうか、昔の自分の体力のなさは、思い返すだに呆れるなあ。とほー。

 明日から平日が始まる。だるー。

*1: 佐藤哲也『沢蟹まけると意志の力』、藤井青銅『愛と青春のサンバイマン』、ウイバーリー『小鼠、ニューヨークを侵略』ペインキラーさんが売ったのかと<嘘
去年の今ごろ……

Aug.26,2002 (Mon)

映画『ピンポン』

=>公式サイト/原作感想

 テアトル梅田8月21日(水・レディースデイ)初回。9時20分からの回で、ほぼ満員。次の回は並んでいた。まだ原作を読んでいない人は、映画を先に見たほうが色んな意味で吉。とりあえずラストに誰が勝つのかを知らないほうが沢山楽しめるには違いない。

 見終わった後、「愛に溢れた映画やねえ」と言ったら、友人にやおいと勘違いされた。ちゃうって(ていうか、思いつきもせんかったわ)! やおいとこの映画で書かれている「愛」は思いっきり対極(北極と南極くらい)にあるんじゃないかと。

 作った人は原作が大好きなんだろうなあという感じ。そのまんまの風景、場面が再現されていて、それだけで充分に楽しい。ただ、原作未読の人には「愛」(<しつこい)が伝わったかなあというのが凄く不安。同行した友人は二人とも原作未読だが、全然期待していなかったけど意外に面白かったという感想。ARATAの方が人気が高いみたい。

 ていうか、窪塚ペコがなあ……。原作でのペコは、すちゃらかな言動を支えて余りあるぶっとい根っこがあった。一皮剥いたところにある物凄く真面目で、自分に正直であるところ。だからこそあの言動が許されている(「ナニ…不思議とチームの信望厚い子だ…」36話)んだし、アクマに負けた後のポコっぷりが効くのに、あれじゃあただのアホ……。

 『ピンポン』は、自己肯定獲得の物語だと思うのですよ。それが『ピンポン』で言う「愛」。ありのままの自分を認めてやる「愛」。だから、ペコは強いし、それがない時(または、過信しすぎている時)のペコは弱い。後半、ペコやオババが「愛」を連発するけれども、それは自分自信ができるせいいっぱいのことを頑張っている時、「愛」が充分に満たされて、相手を「信頼」している時にしか出てこない(最後の対風間戦とか。34話のオババのジョーに対する諌言もわかりやすい)。ペコがポコになって復活する、その苦悩の過程で自ら獲得した「愛」(最大限に引き出された才能、素質)を、卓球台の上でぶつけまくることで、結果的に対戦相手を救っていく(自らの最大値をぶつけ合い、卓球を「プレイする」ことの楽しみを体感させる)物語だと思うのですよ。

 それがあの窪塚ペコで伝わるのかなーというのが大いに不安。なんだけれども、いやもう。

 最高。そこいら辺の事情は脳味噌に完全にインプット済みなので、脳内補完できまくり。まあ、ペコも卓球バカだと思えば。画面で原作の画面そのまんまにカモメが飛んだりする演出に脳内感動増幅しまくり。そうそう、これが動くのを見たかったんよ、私は。実際、窪塚以外の選手のキャスティングは、スマイルも、アクマも、チャイナも、ドラゴンも、遊びすぎだろと思うくらい良かった。アクマの「同情してますよ」も聞いてしびれた。スマイルの鼻歌が【「きらきら星」】なのも感心したし、脚本の圧縮のし方も上手かった。音楽も、公式サイトで試聴しながらこれ書いているくらい印象的だったし、原作と比較して言いたいことはあるけれども、文句はあまりない。あー、コーチ陣は別物として原作比較があらかじめキャンセルかかってました。キャプテン大田は原作ではお気に入りのキャラだったけど、別人だし、それはそれで。

 もう1回は見に行こうと心に誓うんだが、微妙に劇場少なげなのがいやん。邦画はなー。

 弟によると、『稲中卓球部』で卓球部員が増えたらしいが(じゃあ、『南国アイスホッケー部』でアイスホッケー部員は増えたのか?)、これはどうだったんだろう? 確かに卓球してみてーにはなるけれども、ボールもラケットもコートも小さすぎて無理っぽいわ。

 近所にバッティングセンターでもないかね?<違います。

去年の今ごろ……

Aug.28,2002 (Wed)

川島誠『800』書評

800「800」 川島 誠
サイズ: 148 x 105cm 発行: 2002/06 価格: ¥590
ISBN4-04-364801-4
『なぜ八〇〇メートルを始めたのかって訊かれたなら、雨上がりの日の芝生の匂いのせいだ、って答えるぜ。思い込んだら一直線、がむしゃらに突進する中沢と、何事も緻密に計算して理性的な行動をする広瀬。まったく対照的なふたりのTWO LAP RUNNERSが走って、競い合って、そして恋をする―。青空とトラック、汗と風、セックスと恋、すべての要素がひとつにまじりあった、型破りにエネルギッシュなノンストップ青春小説。』

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 川島誠ファンページ

 安田ママさんの日記で、『800』の書評が話題に。嬉しいなあ。どの新聞だったのかは図書館で確かめるとして、産経新聞じゃないのは確か。大阪版には載っていなかった(と思う)。私が『800』を読んだのは、産経新聞書評だったのだが、あの頃とは書評の質も量も段違いだからなあ。

 サイトのほうは更新をサボっているんだけれども、文庫化の影響か、『電話がなっている』復刊投票がついに70票に! 超マイナー(文庫化したら「超」くらいは取れるか)寡作作家としては頑張っていると思う。オンライン古書店でも在庫していたところがあった(6/23)りするけれども、手に入る確率は無茶苦茶低い本だと思うので、是非なんとかこぎつけて欲しい……んだけど、内容が内容だからなあ。

 とにかく、あと30!

 メモ

北野勇作『イカ星人』徳間書店デュアル文庫

「イカ星人」 北野 勇作
サイズ: 16cm 発行: 2002/08 価格: ¥505
ISBN4-19-905114-7
『売れないSF作家「K」が、近所のコンビニで手にした謎の求人チラシ。「簡単な流れ作業で高収入 単純で今日から出来ます稼げます」今にして思えば、それこそがKにとってのイカ星人と戦いの始まりだったのだ!イカ星人の秘密工場でつくられるさまざまなイカ製品がもたらす、さまざまな悲劇・喜劇・不条理劇。噛めば噛むほど味わいがでるスルメみたいな北野ワンダー・ワールドの最新作。』

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 帰省前に仕事場に回ってきたので、昼ご飯を食べながら読んでいたのだが(そしてその日は昼休み返上で仕事したさ〜)、買ったのは昨日。実家近辺には本屋さん皆無なもので。

 んで、帰りの電車で読んでいたら、前に立っているサラリーマンが読んでいたのが、神林長平『今宵、銀河を杯にして』早川JA版カバーなしだった。そういえば、bk1では表紙が新版に差し変わっているんだけど、小さすぎてよくわからない。実物見たいなあ。

「今宵、銀河を杯にして ハヤカワ文庫JA」 神林 長平
サイズ: 148 x 105cm 発行: 1995/07 価格: ¥740
ISBN4-15-030518-8
『惑星ドーピアにあるあまたの戦闘車輌の中でもっとも長いパーソナルネームを持つ戦車、マヘル‐シャラル‐ハシ‐ハズ。その名づけ親である操縦士アムジ・アイラ一等兵と僚友クアッシュ・ミンゴ二等兵は、非地球生命体バシアンに対し自らの新戦術論を立証すべく意気込んで地球からやってきたカレブ・シャーマン少尉を新しい車長に迎えたが…不条理な闘いの中、不死身の宇宙戦車との奇妙な友情と連帯を描く戦争SFの傑作。』

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 あと、NからOVA版雪風呪いイラストが届く。そんなんなんかー。

去年の今ごろ……

Aug.29,2002 (Thu)

思考回路

 マイナスの無限ループにはまっている時の思考過程って、物凄く変だよなあと、二日連続でラーメンを食べてしまって落ち込んだ頭で考えてみる。わかっているなら食べなければいいのに、食べるのなら楽しんで食べればいいのに、食べることに決めたのは自分なんだし、そこでなぜ落ち込むのさ?とか。万事が万事、そんな感じ。漠然としたどうでもいいことがことごとくマイナス加減に捉えられる過程は、自分でも突っ込みどころありまくり。わはは、面白い。

 笑う門には福来るというのは、本当なんだろうと思う。とりあえず、笑ってないと福は来ない。福は呼ぶものだ。待っていても来ないし、不幸そうな顔をして自分を痛めつけても、何も良いことなんてあるはずがないのだ。自分を幸せにしよう。と思っておこう(弱)。びば。

 あーしかし、頑張っている人の日記はいいなあ。勝手に励まされています。なんとなく、全方位的に感謝の電波を。

水着が欲しい

 ていうかね、水着売っている所少なすぎです(T-T)。神田も、渋谷も。こんな時期に買おうとしているほうがアホですかそうですか。でもパンパシやっているしさ<関係ないか。

 渋谷を歩くと本当に無駄に疲れる気がするよ。いい加減地理把握しなきゃなあ。

今日の中谷彰宏(感覚的にはほぼ日刊)

 「ハダカより、パンツ姿を見てみたい」

 一句読めてます。が、完全な引用ではない、と思う。

 えーっと、この人の本の扉をめくると、大抵、汚い筆書きで「気持ちいい恋をしよう」とかどうでもいいことが書かれているわけです。で、とある本に書かれていたのが、この一言というわけ。仕事中に見て、激しく脱力した。は〜、この人もきっと色々大変なのね(ハゲシクビショー。

去年の今ごろ……

Aug.30,2002 (Fri)

ヤケ牛乳

 暑い上、自作イカの塩辛スパが辛くて、ジャスミンティ200ml、牛乳500ml超をほぼ一気飲み(カフェオレ、自作ラッシー含む)。お腹がぐるぐる鳴ってきた〜。

 『激突カンフーファイター』が無茶面白いんですが、金曜日の夜はER見ながら掃除の日なのだった。

「激突カンフーファイター」 清水 良英
サイズ: 148 x 105cm 発行: 2001/01 価格: ¥580
ISBN4-8291-1322-7
『闇を切り裂き轟くは、正義の心かカンフーファイター。悪を打ち払うその拳に込めた思いは、慈悲の心かカンフーファイター。人々は彼を讃え、感謝の叫びを上げるのだ。「ありがとう、ユタの若大将!」と―。カンフーファイター。彼は正義を行う改造人間である。窮地に陥った人々を救うため、とくにおかっぱ頭の少女の危機には必ず駆けつけるナイス・ガイだ。さあ!みんなで呼ぼう、カンフーファイターの名を!この世(大阪限定)のどこかに悪あるかぎり、今日も明日もかならず彼は現れる!第12回ファンタジア長編小説大賞にて準入選を獲得。審査員を七転八倒させた、不条理ヒーローアクションここに在り。』

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去年の今ごろ……
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