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ざぼんの皮 2000年 08月


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Aug.14,2000 (Mon)

ebookoff

 ebookoffが本日開店ということで、昼過ぎにアクセスしてみたが、「混み合っていますので、夕方までお待ち下さい」だそうで、また夕方行ってみると、今度は「しばらくお待ち下さい」。お盆とは言え、大変なことである。結局繋がったのは午後9時半頃か。

 早速数件検索してみるが、あまりヒットしない。データ自体がまだ入っていないみたい。それはともかく、まずは登録……しようとするのだが、郵便番号以降の画面が表示されない。ソースを見ると、ちゃんとデータは届いているようなのだが。ちなみに当方ネスケ4.51。スタイルシートを切っているせいかと思って、ブラウザのオプションをいじるが、効果なく、真っ白なままだ。

 別のブラウザがあればそれでアクセスすればいいものを、IEすら入っていないので、窓の杜から急遽軽いブラウザを落として試してみると、こちらは表示された。が、外国製でフォントの設定の仕方がわからなかったため、化け化けで使えず。とほほ。

 今更IEを落とすのも面倒臭いので(第一、HDがいっぱいなので、物理的に入らない)、いちかばちか、ソースを落としていじりたおし、ローカルからアクセスすると、通るんだな、これが……って、こんなんでセキュリティ大丈夫なんかい(^^;。四苦八苦して、なんとか登録成功したんで、まあいいんですが。

 特にほしいものが見つからなかったので、検索して遊ぶ<迷惑。これ、外国人は原綴しかキーがないの? マジで? 嘘でしょ。

 なんか、オンライン新刊屋に比べると、飛び上がるほど大胆で雑なシステム……。Submitボタンを押すごとに、脇の下をくすぐられているような爆笑感覚がかけめぐる。色んな意味で凄いと思ったですよ。いや、マジで恐ろしいっす。ええ、本当に。

去年の俺様

Aug.15,2000 (Tue)

近況報告

 ここんところ更新間隔が間遠なのは、忙しく作業しているから……ではなくて(いや、今日から(やっと)取り掛かりはじめたので、あながち嘘ではない)、単純になんとなく気が乗らないからです。体調が悪いわけでもなく、まあ、要するに怠け癖。Webの日記なんて、別に私は毎日付けることを目標にしているわけでもないし、自分が「あ"ー、書きたい!!」と思わない限りは、別に書かなくてもいいと思うのだ。こんなの。休みぼけもあるんだろうが。

 とか言ってごろごろしているうちに、ゼロコンについて書く機会を逸してしまった(--;。しまった。勿体無い……。まあ、そのうちほっといても勝手に、お腹が膨れて、爆発するでしょう。

ダン・シモンズ『ハイペリオンの没落』

 んで、相変わらずとろとろ『ハイペリオンの没落』を読んでいる。ええ、今むっちゃ幸せなんですよ〜(;_;)。まだまだ続きにあんなに分厚いのが2冊も控えているのかと思うと、いやあ、この幸福感、すぐに消費しちゃうのは勿体無い。

 というだけではなく、『没落』に入ってからというもの、"ジョセフ・セヴァーン"にやられちゃいまして、いやもうメロメロの萌え萌えなんですが、どうしましょう。久々にキャラの一挙手一投足に「うきゃー、かっこいい(はあと)」などという普段なら怖気モノの反応をしている自分に気が付きまして、なんかもう、ツボなんだからしゃあないなあ。私の萌え要素をどんぴしゃで備えてくれちゃって、うーん、こういう読み方をしたくない小説なのに、なんとかならんかなあ。展開の道を踏み外しそうな気がして。

 ま、幸せだからいいか。

 =>つづき

去年の俺様

Aug.16,2000 (Wed)

ダイエット宣言

 書かない宣言をした直後に書きはじめるのは、もはや恒例。

 先週、風呂あがりに自分の足を見て、ギーギー(池上永一『風車祭』のチャーミングな6本足の豚妖怪)を連想してしまい、唐突にダイエットを決意。これまで幾度となく決意しながらも、楽な方へ流れて、結局効果なしということを繰り返してきたが、今回はがんばるぞ!とここに宣言してみよう。効果があるかもしれない。

 慌てて体重計に乗ってみるが、これが曲者で、体重自体は高1の誕生日に初めて献血した頃から、そう変わらない。どんなに動こうが、食おうが、プラスマイナス2キロから、決して変わることがないのだ。ま、当時から太かったと言えば、まさにその通りなのだが。しかし、この数字に誤魔化されて、「体重増えてないしららら〜」と納得してしまうと、また失敗するので、今度はメジャーで各部位を測定してみた。

 俄然ダイエットする気になったね!!(--; 高1って、よく考えてみたら、もう10年前じゃん! そりゃ緩むわな。明らかに運動量減っているし。

 そう、問題は運動量なのだ。元々体を動かすことが得意じゃないので、これまでのダイエットというと、節約がてら本に書かれているメニューに従って、「規則正しく食事をしましょう」というまさに「ダイエット」文字どおりの、食餌療法に留まっていた。しかも、独り暮らしの悲しさで、余った食品を処理するために、多めに食べざるをえなかったりして(さつまあげ1枚なんて、豆腐屋に行かないと売ってないよ)、結局いつも通りの食事になってしまっていたのだ。

 ちなみに、今夜のメニューは、小松菜とシメジのおしたし、肉団子(豚100グラム相当)とカブとキャベツと人参のスープ。本には、スープにプレーンヨーグルトをかけて食えとあり、おっかなびっくりやってみると、これが意外にうまい。自分じゃ絶対に思い付かないねえ。明日はこのスープが朝食のおじやに化けて、肉団子の残りの種でハンバーグがお弁当とか、やっぱり楽なのがいいわ、この本(^^;。

 というわけで、食事も気合いを入れて整えることに加えて、今回は運動量も思い切って増やすことにした。脂肪を落とすなんてことにはあまり意味はなくて、やっぱりちょっとでも筋肉をつけなければ、年取ってから歩けなくなりそうだわ。月並みにウォーキング(あんまり筋肉は増えなさそう(--;)。会社帰りに45分ほど歩くことにした。距離にして、3.5キロ。これまで、ウォーキングを嫌っていた理由に、歩きながらでは本が読めないということがあったのだが(通勤の間しか読んでいないのだ)、ポータブルMDプレイヤーを購入して、ラジオドラマを聞くことにした。『封神演義』が溜まっているので、消化しないと。暇ができたらプールに行こうと、土曜日も朝からたっぷり1時間泳ぎまくったり。

 効果があるといいなあ……、じゃなくて、頑張ろう、おう!。

ダン・シモンズ『ハイペリオンの没落』

 たった今(25:00)読了。やらねばならないことがあるのに(ごめんなさい〜〜)、後半(ハントとセヴァーンのシーン)を読みはじめたら止まらなくて、うはー、すごい充実感!! この大きさ、この複雑さ、この重さ、そして爽快感!! だからSFはやめられませんというやつですか。最近は、1冊本を読み終わるごとに、こんな感動は久々だとか思っていたりするんだが、いやもう、本当に、なんかもうすごく幸せ。あああ、えがった〜〜。『エンディミオン』はまだ借りてきていないのだが、「え、これに続きがあるの? やめてよ(--;」と思ってしまうくらい。いや、謎(いかにも重要そうに出て来たのに、結局最後までよくわからなかったことども)はいっぱいあるんですが。明日昼休みに走ってでも借りに行こう。つーか、買え>私。合計でいちまんにせんえん、かな?

 =>感想

去年の俺様

Aug.17,2000 (Thu)

ダン・シモンズ『ハイペリオン』『ハイペリオンの没落』(1994)(1995)【感想】

『ハイペリオン』文庫版上巻

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『ハイペリオン』文庫版下巻

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『ハイペリオン』ハードカバー

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『ハイペリオンの没落』

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=>読み始め

 あくまでも、この2冊が揃って初めて一つの物語だと思う。2冊に分ける必然性(形式的な問題)はあると思うが、未読の方は、絶対にまとめて一気に読むこと。ついでに、予備知識がなくても、非常に分かりやすく楽しめる小説なので、積極的に筋を知りたい人以外は、以下を読む必要はない。SFが苦手という人でも、時間物(『スキップ』『秘密』など?)が楽しめるなら、今すぐ札束持って走った方がいい。冒頭のスペオペ風描写で萎えたら、「第四章 学者の物語:忘却の水は苦く」から先にかじってもいい(北上次郎、読み続けたら、絶対にツボだろうに)。反則だけど、そこまでしてでも、読ませたいと思うSF。とにかく、文句無しでお薦め。読んでください、ええ、本当に。確かにこりゃオールタイムベスト級

 以下、ネタバレは極力避けますが(なので、伏せない)、予備知識がない方が絶対に楽しみは倍加するので、=>未読でこれから読む可能性のある方はジャンプしてください。興味あるけど、内容も知りたいという方はそのままお進み下さい。

 多分単体で『ハイペリオン』を読んだら、これほどまで興奮することはなかっただろうと思う。『ハイペリオン』も6つの物語がそれぞれが本当によく出来た長編小説を読んだような充実感を与えてくれて、そりゃもう物凄く面白かったし、圧倒的な迫力があったし、満足はした。でも、それ以上の「何か」はなかった。ものすごくハイレベルな普通の小説という感じか。『ハイペリオン』が発行された頃の『本の雑誌』あたりの盛り上がりぶりを思い起こして、なるほどと納得できたが、オールタイムベストにあがるための、あと一つの、この小説にしかない「押し」が見つからない。むっちゃ面白かった!と叫ぶことはできても、感動で震えることはなかった。

 が、『没落』に入ってからは、違った。いや、別にセヴァーン萌えに走ったからではない。時間と空間、その枠組みの無限の広がりと制約の中で、翻弄されながらも、それぞれに死力を尽くす人々。彼等の思いと苦悩の道程が、『ハイペリオン』で提示された謎を、重ね合わせ、繋ぎとめ、次々に解きほぐしていき、新たに展開しつつ、スケールの枠組みを広げていく。この快感! SFでしかできない、SFだからできること。ああ、SFを読める体質で良かった。お母さん、ありがとう(関係ありません)。

 しかも、ものすごく分かりやすいのだ。どんなにスケールが大きな話も、そのスケールを計る単位がつかめないと感じ取れないものだと思うが(つーか、私はそこに囚われる傾向が強い)、その点、この『ハイペリオン』はとんでもなく上手くできているのだ。ここで言う単位は、人間の心だ(なので、SFに馴れていない人もすんなりと読みやすいと思う。ハードSFだとこの単位が科学系のものにとってかわるので、私にはハードルが高くなる)。人物の内面描写が非常に丁寧で、真に迫っているため、そこから読者は小説の世界を捉えることができる。そう、要するに、「愛」と「記憶」の物語なんですよ、って書くと、むっちゃ陳腐でしょうもなさそうなんだが、いやもう、本当に、これがまあ、もう。

 人によっちゃくどいとか思われるのかもしれないが、繰り返される、自分との思い出を持たない、恋人との「再会」が切なくて切なくて、私は好きだ。結局のところ、人と人とのつながりは、記憶と思い出で紡ぎあげられるのであって、その繋がりこそが世界なのだ。人が一時に見ることができる地平線から地平線までの空間と、脳味噌が捉えることができる情報と、生まれて死ぬまでの時間と抱えられる記憶だけが、世界(たとえ、FATやウェブがあろうと)。人間一人が持っているのはたったそれだけの世界なんだけれども(ここ書かれようがストイックでいいっす)、その広がりが繋がりあって、どんどんどんどん高次に広がっていく様には、本当に震えが来る。登場人物の誰もが、なんとか自分の「世界」を越えて、望むものに触れたいと願うが、決して超えることのできない壁は存在する。例えば、時間の壁、空間の壁、生と死の「壁」、有と無の「壁」、神と人の「壁」、過去と未来と今の「壁」。彼等はかなうまいと知りつつも、決して諦めずにもがき続け、必死に崩すことのできない壁を押して、自分が届く「世界」を広げていこうとする。その姿にひたすら圧倒される。

 うーん、なんか、一面的な表現だなあ(でも、筋の核心には触れたくないのだった)。とにかく、平易で凄いのだ。難しくてよく分からなかったり、まだまだ謎の部分もあるけれども、これだけ分かりやすくて、このスケールがありうるのは、まるで奇跡。

 って、なんか、書けば書くほど、陳腐になってしまうので、この辺でやめておこう(--;。

 ところで、気になっているどうでもいい最大の謎、どうしてブローンはあんなにアナクロな格好をしているのかという疑問が、『エンディミオン』以降で解けることを願っているのだった。

 『没落』読後の興奮のリバウンドか、昨夜横になってから、軽い恐怖感に襲われる。なんだかわからないが、いやに恐い。『ハイペリオン』はホラー小説じゃないし、恐いシーンも出てこないのに、ホラー小説を読んだ後のような不安感。ぞくぞくしてなかなか眠れず。こんなことは初めてだ。

 昼休みに、『ハイペリオンの没落』の貸出しを延長して、『ハイペリオン』を借り直し、『エンディミオン』『エンディミオンの覚醒』を新規に貸出し。おかげで鞄はぱんぱんで、かなり重い。これもカロリー消費に役に立つのか? と思いきや、肩から幼稚園掛けにした鞄が邪魔で腕が振れず、歩きにくいことこの上ない。リュックを買おう。帰宅してから体重計に乗せてみると、4冊で3キロ。ちなみに値段は『覚醒』が3800円だったので、合計で1万3千円でしょうか。

ダイエット日記

 今日の夕飯はトムヤンクン。本にはエビを使えと書いてあったが、高いのでやめ。白身魚は以前余って冷凍しておいたカレイを解凍(残りは明日の昼飯)。大根は1食分の少量を買うのは無理なので、他の日も使うカブに、ニラも同様の理由でカブの葉っぱ、以下、白菜をキャベツ、椎茸をしめじで代用。付け合わせはレシピ通りにカブとレモンのサラダ。旨い。どう考えても、普段よりたっぷりもりもり食っているが、一応1400キロカロリーメニュー(でも、食品を遺したくないので、多分それよりかは多めだな(^^;)。

去年の俺様

Aug.18,2000 (Fri)

ダン・シモンズ『エンディミオン』読み始め

=>『ハイペリオン』『ハイペリオンの没落』

 120ページまで。漫画っぽいというか、『ハイペリオン』二部作が戯画化された世界という印象。特に、宇宙船の飛び方が、すごい。いっくらなんでもそれはないんじゃないのと、腰を抜かしてしまったが、かなり好き。そりゃまあ確かにそうすりゃ効率はよかろうが、本当にぶったまげた。

 ところで、私はどうも「ぼく」という一人称に弱いらしい。駄目な時は鳥肌立つんだけど、このシリーズの「ぼく」はツボ。訳者のせい?

=>つづき

ダイエットメモ

 今日の晩御飯は、野菜たっぷりあさりのクラムチャウダーとかなんとか。ハムをウィンナーに変えた以外は、割とレシピ通り。付け合わせは、アスパラとエリンギ(椎茸の代用)とウィンナー(海老の代用)のオーブン焼き。

 明日の朝は、残ったスープでミルク雑炊なのだが(結構このパターン多いね)、とりあえずこれでほぼ冷蔵庫はすっからかん。残ったのは、少量のキャベツと、プチトマト、アスパラと、エリンギぐらいか。土日は出かけるので、ダイエットメニューは一時お休み。

去年の俺様
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