ざぼんの皮 1999年 11月


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Nov.2,1999 (Tue)

寮美千子掲示板開設

 寮美千子さんがついに御自分で掲示板をたちあげました。Cafe Lunatiqueへ急げ!

 そこへのリンクついでに、ファンページの方もちょっと整理して、イベントレポートのリンク集も追加しました。無断リンクですが、よろしく>関係者様。

週末報告

 どうも一日に打てるテキストの量がきまりきっているので、いけません。掲示板に書いたり、メールを書いたりすると、他の方がおろそかになるんですが、まあ、日記なんて者は書きたい時に書くもんなので、それもよきかな。だから、基本的には過去に溯って記述するなんてことはしないんだが。

 土曜日は神保町の古本まつりに行ってきた。あんなイベント、午前中に行って混む前に離脱するに限る……、と思っていたら、早起きは三文の得と申しましょうか、末政ひかるのサイン会がやってるやん!? ってことで、その場で『たれごよみ』を買って、どさくさにまぎれて、一番に並んでしまった私であった。

 日曜日は突発映画オフということで、お題はユアン・マクレガー主演の『デザート』。こいつがもう傑作。開いた口が塞がらなかったぞ。その後に『リトル・ヴォイス』も上映されたのだが、難しい映画で、よくわからなかった(;_;)。

 その後晩御飯を食べて、西武で白熱したのでした。『LV』の太ったおばさんと渡辺美智男にこだわるMさんは、きっとデブ専に違いないというのが、私の見解。さらにKaさんとMさんの怪しい関係が発覚したり<パラフレーズ、いや、世の中狭いっすね。

 んで、今日、風邪を引いてしまったらしいぞ、どうも。なまじ健康なものだから、風邪薬がなく、しかたなくチョコラBB(試供品)を飲んだのだが、ちゃうか。

去年の俺様

Nov.5,1999 (Fri)

 会社帰りにスーパーによって、レジに並んだら、前のお客さんがレジの姉ちゃんに「がんばってね」とか声をかけていた。知り合いかな、と思ったら、なんと姉ちゃん涙ぼろぼろ流して泣いてるんだもん。びっくりした。

コミニュケ文化とデータ交換文化

 みのうらさんの御質問に対して、なんとか引っ掛かっている問題の一般化をはかったのですが、発端がその場で感じた"いたたまれなさ"と、その直後に目にしたコメントにあるので、どーにも……(^^;。つーか、あの発言を見て、「排除!?」と受け取っちゃったので、あとでコミュニケーション側が強調されているという経緯もあります。
#その後のスタッフ側の意見を伺って、にゃるほどと思えましたので(一部蒸し返しているようなことをしていますが(大汗))。

 データ交換できることは楽しいんだけれども、交換が成立するためには、同じようなデータを持っている人、求めている人が2人以上いることが必要でしょう。そこいらへん、うまく一致するコンセントとプラグを見つけやすい状況にあったのかというと、どうなんだろうというか。そりゃまあ、ミステリーの話題でもいいし、読書全般でもいいし、ミステリーサイトの話題でもいいんだが、自分に合ったプラグを見つけるのが一苦労っぽいというか、そのためのコミュニケーションが欲しかったというか。

 私はSF大会は行ったことがないので、アレなんですが、企画が沢山乱立していれば、その中のどれかを見学するだけでも楽しめると思うし(実際自分の参加しないオークションも、見てるぶんには楽しかったし。でも、宴会でオークション……(^^;)、それによって同好の士も見つけやすいし、セミナーでもつまならければ寝てしまうことだってできる。が、あの場でそれが可能だったのかというと、私はいたたまれなく感じたわけで。

 ただ、そういうふうに限定しちゃうことが、ちっちゃくちっちゃくまとまってしまうことに繋がってしまいかねないとも思うし。まあ、おせっかいおばさん的発想かなあとも思いますが、少なくとも私は名刺の重要性を強く感じたのでした。ううう、中学生の恋愛的悩みか、もしかして!?

 プレはあの会場の制約が非常に大きかったので、泊まりで旅館ともなればもっとのびやかなものになると期待しております。

 なんかねじくれたあげく、滑った気が……。うーむ、すみません。

ソウヤー『スタープレックス』

=>bk1で購入

 3日は、思いっきり風邪を引いたにもかかわらず、髪を切りに行くという暴挙を犯したのだった。例によって髪の毛濡らされたまま長時間放置の憂き目に遭い、刻々と風邪が悪化していく様を体感することができた。基本的にバカ……、じゃなくて健康なので、なかなか味わえない経験ではあった。おかげでソウヤー『スタープレックス』を読み進めたのは不幸中の幸いだったんだけど。その後、風邪薬を飲んで寝ようと思っていたのに、読み切ってしまったのだった。
#途中デブ専じゃないMさんから映画のお誘いがありましたが……。見たかったのに(;_;)ノ。でも、調べたらやっぱり東京ウォーカーのサイトには載ってないんですよ>『π』。ぴあのサイトには載っているんだけど。

 最初、人間とイルカが乗っていると読んで「西洋人はイルカが好きじゃのう。私もクジラ食うのは大好きじゃった……」と斜に構えて読みはじめたのに、イルカいいじゃねーか(;_;)。可愛すぎるよ、こいつら。イブ族もそそる……。ウォルダフード族はあまりそそらんが、人間の中年もなかなか……<これだからオヤジだと言われるんだろう(--;。

 私は天文物理学に関しちゃさっぱりなんで、ジャグに怒鳴られても「それがどうした」とか思えんのですが、それでも楽しかったよう(;_;)。判っていたらもっと楽しいんだろうけど。あんだけスケールが広がっちゃうのに、主人公がハゲと不倫に悩んでいたり、クライマックスが赤ちゃん救出大作戦といのがなんともいえず、前向きな感じで良い。「こんなに広くて果てしない時が流れている大宇宙で、生き物はちっぽけで儚い存在だ」けど、生きていることは重大事で、些細な悩みも喜びも決して取るに足らないものではなく、……いじらしいくらい前向きで楽しげなんだよな。しばらく楽しくソウヤーしようかなあ。

 あー、でも今北村薫『盤上の敵』を借りたんで読んでます〜(^-^)。さっそく拒絶反応が出ているんだが、字が大きいので読めるでしょう。

メモ

 来週の『トップランナー』は、山崎まさよし。

去年の俺様

Nov.6,1999 (Sat)

映画『リトル・ヴォイス』

 『リトル・ヴォイス』について。最初、L.V.のママが、どう見ても私には美人に思われないのに、本人が美人然とふるまっていて、さらに周りの連中も「美人だ、グラマーだ」というものだから、この映画の中ではあのママは美人なんだ、たとえ私が彼女を美人だとは思えなくても、と思ってしまったのだった。美人ではないと感じる私の主観は、物語の中では単なるエラーでしかなく、物語についていくためには彼女は美人だと思い込まなければならないとか。

 『リトル・ヴォイス』に限らず、なんかそういう余計なノイズのキャンセルをしちゃって楽しめなかった例は多い。最近では『XXXXX(<ネタに触れるので一応伏せ字)』なんかまさにそれだし、『スキップ』が引っ掛かったのもそのパターンだしなあ(--;。どうにかならんかね、自分。

 ってことで、『盤上の敵』は全く進まず……。ううむ。

豪州行き4冊

 今日古本屋であらかた調達できたので、明日にでも作って週明け発送予定。今回は、殊能将之『ハサミ男』、芦原すなお『青春デンデケデケデケ私家版』、ボブ・ラングレー『北壁の死闘』、ロイス・マクマスター・ビジョルド『名誉のかけら』。次回以降予定>谷甲州『天を越える旅人』、ソウヤー『スタープレックス』、イアン・バンクス『蜂工場』(未購入)あたり。バランスがなあ(^^;。いかがなものかのう。

去年の俺様

Nov.7,1999 (Sun)

プロ

 今日から九州場所が始まった。今場所武蔵丸が勝てば、年間優勝回数で大鵬や千代の富士に次いで歴代4位になるとかニュースで言っていたが、何か納得できん。

 それはそうと、先先週だったか、番付表を見て、旭皇が引退した事を知った。うーん。旭皇は小中学校の4つ下の後輩だったのだ。といっても、直接には知らない。小学校の頃から大きくて有名だったらしいが、私の同級にさらに大きな男の子がいたので、4つ下の大き目の子と言われても気づかなかったのだろう。でも妹が中学生時代に友達だった事もあって、気になってはいた。相撲の季節になると、「タケちゃんはどうしたのかなあ」と話題に上っていたが、ついに関取に届かずだった。大阪って関取が少ない印象があるのだが(最近でいうと、大善くらい? 旭里もか)、やっぱり頑張って欲しかったなあ。心が痛い。

 母によると引退したことは噂になっているらしいが、実家自体が既に池田を離れてしまったらしく、消息はわからない。厳しいね、やっぱり。

去年の俺様

Nov.8,1999 (Mon)

三原順『Sons』

 三原順『Sons』をとうとう読み終わってしまった。『はみだしっ子』『ルーとソロモン』『傑作選'70s』『傑作選'80s』『ムーン・ライティング』『ビリーの森のジョディの樹』『Sons1〜2』と、古本屋で買っていたのだが、『Sons3〜4』は発売されて新刊書店から消えるまでが余りに早かったので、どうにも不安になって買ってしまった。豪州のKちゃんの手紙にも『Sons』読んだか、とあったし。新刊とは言っても、勿論、チケット屋でディスカウントされている図書券で、だが(^^;。=>ケチ度89.9

 読み終わった瞬間のこのどうにもならない淋しさときたら(;_;)。残りページが少なくなるに従って、心の中で「終わらないでくれ!」と叫ぶ声が大きくなってきて、でもページを捲るのを止めるわけにはいかず……。

 これまで読んできた中では、『Sons』が一番好きかも。今読みおわったところだから印象が強いだけかもしれないけれども、構成が。それとも郷愁にグっとくる年頃なんだろうか。『ロング・アゴー』も好きだし。一番最初に人に薦めるものは……、『ムーン・ライティング』と思うのだが、失敗した(;_;)。そうでなければ、『Die Energie 5.2☆11.8』か。これは人選びそうだな。私は、この頃の作品が絵的にも噺的にも気に入ってるんだろうな。

 で、これで文庫版はおしまいなのでしょうか……。ねえ、ねえ?

去年の俺様
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