ざぼんの皮 2000年 10月


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Oct.2,2000 (Mon)

メモリンク

 お疲れ様でした。

 今日は有給とってぼーっとする。どのくらいぼーっとしていたかというと、間違えてキャベツを一玉買ってしまったくらい。半切れ買えよ〜。絶対に食べられない。しかし、まだしばらくぼーっとしたいよ>他スタッフどの。

 やっと、なる見っけ!! 夏、はっぴーに「なるは仕事で『目パチよりドリルじゃ! ドリルをまわせ〜!!』とか言われているらしいよ」と聞いて、探してみたら見つかった。本当になるじゃ。正月は遊びましょう(と言って、届くのか?)。

本棚の整理(途中)

 今日はさすがに肌寒かったので、せっかくの休みだし、いそいそと衣更えに取り掛かる。押し入れから衣装ケースを引っ張り出して、秋物を出した途端、埃で鼻がじゅるじゅる。午後から雨らしいが、洗濯機を計3回動かした。

 ついでに、かねてからの懸案であった本棚の整理に取り掛かる。部屋には一間くらいの本棚が一棹あるのだが、本を買わないことを標榜しているにもかかわらず、既に本が溢れて収まっていない状態……。このままではとてもじゃないが、部屋に人をよべないので、漫画をとにかく排除することを決意した。異様に嵩張っているわりに、あまり読まないからなあ。

 ところが、排除しようにも、箱がない。仕方がないので、箱を買い出しに出かけた。途中、ダイソーに寄って100円でゲットを目指すが、さすがにペラペラの篭しか売っていなかったので断念。八百屋で積まれていたみかん箱を分けてもらおうかと一瞬だけ逡巡するが、それもどうかと思い、結局荒物屋に向かったのだった。

 プラスチックのがっしりした衣装ケースは、やっぱり2000円弱もする。毎月なぜか必ず赤字な上、今月は既にダサコン参加費とウォーキングシューズの支払いで大幅赤字が決定しているのに、この出費は痛い。すると、店先に、まるで私を待っていたかのように「ご自由にお持ち下さい」と張り紙をされた段ボール製引き出し型衣装ケースがあるではないか。漫画を入れるには頼りないが、今衣装ケースに使っているプラスチックの箱と入れ替えればいいと思い、店の人に声を掛けて持ち帰った。ほくほくだ。

 漫画をプラ衣装ケースにつめると、案の定本棚の1/3が空いた。らっきー。これで何とかなるだろうと見通しが付いたところで、プールの夜の枠へ。週末不摂生した分を消化すべく、1時間で1600。途中、Cがおいしいと言っていたパン屋さんで、30円のパンの耳を購入。ほくほくだ。

 というところで、作業中断中。部屋は惨澹たる有り様だ。やっぱり文庫本も処分しようかなあ。

 ちなみに晩御飯はキャベツ1/4玉。鳥と椎茸とスープにして食べた。旨かった。

去年の俺様

Oct.3,2000 (Tue)

注意一秒怪我一生

 残業を終えて、6階の職場からつづら折りの階段を降りていると(ダイエットのために、エレベーターは絶対に使わないのだ)、目が回ってきた。ダサでも零時頃から目が回りだしたから、不摂生が祟ったのか、それとも20時近くてとんでもなく空腹だからか。雲の上を歩くような足取りだったが、特に支障はないので、今日は遠回りせずに、まっすぐ帰宅。途中、ドラッグストアで乗り物酔いの薬を購入(また出費が)。

 今日のメニューは肉の香味野菜蒸しと、もみ野菜サラダ。『プロジェクトX』を見ながら、料理をするも、なれない蒸し料理にやたらと時間がかかってしまい(本当は牛のところを、豚にしたせいもある)、食べはじめた頃には22時に。夜遅くに食べては行けないタイムリミットでは。

 食べ終わって腹がくちくなると、回転は止まったように思える。だが、シャワーを浴びたら、また立ち眩みが。でも薬は勿体無くて飲めないのだった。寝られる状況だからなあ。

アーサー・C.クラーク『幼年期の終り』早川SF文庫

 なんとなく読み始め。50円で買ったものらしい。

去年の俺様

Oct.4,2000 (Wed)

蒸しパン(もどき)を作る

 卵を買った。お勘定をした。店を出る直前、手が滑った。卵が落ちた。全滅した。

 いつもおいしい卵を売っているスーパーが、いつのまにか6個入りを106円から120円に値上げしていた。月曜日あまりのことに驚いて買わず、今日もやっぱり同じ値段だったので仕方無しに買ったのだ。余所で買った卵は食べられたものではなかったからねえ。

 だから、ぐしゃっと音を立てて卵が落ちたあと、漫画のように、呆然と立ちすくんでしまった。客入りの悪い店なので、レジの女の子しか見ていなかったのは幸いであった。真っ白になった頭で、またもう1パック買って返ったのだが、さて、つぶれた卵をどうするか?

 とりあえずボールの上に笊を置いて、1個ずつ剥いてみた。いい卵は薄皮がしっかりしているので、ほとんど殻も落ちずにすんだ。しかし生卵は傷みやすい。どうしようか考えながら、とりあえず夕食。今夜のメニューは、豚と野菜のガーリックソテーとポテトサラダ。食い足りなければ卵焼きでもとという目論見は見事にはずれ、満腹になってしまった。うーん。処理できるとして、明日の朝からか。

 とっても大きな卵焼きを作るとか、卵そぼろを作るとか、色々考えながら、とりあえず泡だて器で攪拌してみて、思い付いた。そうだ、蒸しパンを作ろう!

 昨日の蒸し料理は案外面白かったし、レシピもベーキングパウダーも何もないが、力いっぱい泡立てた卵に牛乳と粉を振り入れ、蜂蜜(がちがちの上白糖しかなかった)を混ぜ、気分はほとんど『ぐりとぐら』。1個目は固めに蒸し上がり、蜂蜜控えめだったので、2個目は甘目、柔らかめに。朝御飯はこれとサラダで決まりだぜ。嬉しい。

 って、よく考えたら、もう1パック買う必要なかったかも。うーん、出費が。

 ちなみに昨日の目眩はダイエットのせいでも、空腹のせいでもなく、去年からの持病です、多分。というわけで、早寝早起き励行。

去年の俺様

Oct.5,2000 (Thu)

クラーク『幼年期の終り』挫折

 積極的に駄目というのではなく、消極的にしか読み進めない。おとつい、オーバーロードが初めて降りてきたところで、読むのを止めようかなあと思ったのだが、ふぢーさんの『グレイベアド』の感想を見て、読む気を奮い立たせて同伴出勤。でもなーでもなー【これって、こ○○○さん?】 うーん、先には何かあるのかも? 定番だしなー。しかし、全然わくわくしないのは致命的だよなあ。

 別に義務があって読んでいるわけではなく、本当になんとなく目に付いたからなんだけれども、もっと楽しめる本を読んだ方が得のような気がしてきた。オールディス『地球の長い午後』みたいに、時間が経てば印象が変わるものかもしれず。

 これをやめたとて、本棚を見まわしても読みたいものはないんだよな、半分以上未読なのに。

去年の俺様

Oct.6,2000 (Fri)

鳥取西部地震

 午後半休して、従姉の結婚式のために上京している両親と会って昼食。2時半頃宿に戻ってテレビをつけてみて、初めて地震を知った。兵庫県以西の本州には親戚がいないし、と思っていたら、式のために北九州から来る叔父夫婦は飛行機嫌いなので新幹線ではという話になる。時間的に考えて缶詰は間違いないと思ったのだが、夜には無事着いたみたい。長崎から来る従姉の両親も飛行機だったのでセーフ。

 明日は振り袖らしい。初めてなので、色々と不安が。今、体温調節に自信が持てないので、辛いかもしれない。午前中からだし。

筋トレ

 母は手ずから矢を持ってきてくれていた。感謝。って、やるんかい>やりましょう、筋トレだし。私は『ガッテン』信者なので、スクワットもやってみたい今日このごろ。

「死ぬまでに読み終わるかな!?」

 見たところ、あまり話題になっていないような気がするのだが、昨日(10/5)の読売新聞朝刊の生活欄だかに載っていた読者からの手紙が面白かった。

 54歳の女性なのだが、50歳になって「活字離れしないように」息子の本を後追いで読むことにしたらしい。読み続けるなら続き物がいいだろうということで、半年かけて100巻読んだところ、本国では2000話まで出ていると知り不安になっているとか。その投書のタイトルが「死ぬまでに〜」。なんだか幸せそうでいいなあと思ったのだった。書名は出ていないが、明白だったので、記事は同じ課の「ペ」な方に切り抜いて差し上げた。

 自分の好きな物語が、いつまでも読み尽くせないくらい続く喜びというか、面白い物語を没頭して読み続ける興奮が永続する幸福というのは、至上のものだよな。「ヴォルコシガン」が延々と続いてくれればこういう感じかも。早く『セタガンダ』出せよ、創元。<『バラヤー』はどうでもいいらしい。

マイクル・コニイ『冬の子供たち』読み始め

 ふぢーさんに応援して頂いたので申し訳ないのだが、『幼年期の終り』はしばらく凍結します。過去、気分が乗らないまま読み切って後悔した記憶が多々あるので、このまま読み続けるのは勿体無いと思ったのだった。「系統的SF読みの楽しさ」というか、これを読まずしてこの系統のSFは語れないのではないかなあという気がかなりするので、そのためにも読みたいとは思うし(超超超定番でしょ)、クラーク実は読んだことないし(映画も見たことない)、うーん、でも、義務感が楽しさに勝ってしまうのは面白くないので、凍結。逆に、気に入った本のこのネタがこれなんだよ〜とか言われたら、それで読んじゃうかもという気はする。『ハイペリオン』の元ネタ集とかないですかね、どこかに。あ、Googleの元ネタは『ハイペリオン』という気がするので、是非(誤)>森さん、高橋さん。

 というわけで、唐突に『冬の子供たち』とか。読み終わったら、退院祝いに差し上げます>u-kiさん。背表紙に煙草の焼け穴があいているので良ければ。但し、私が無茶苦茶気に入っちゃったら反故ということで。

恩田陸

 大会の時、『上と外』がああいう形で出るのは、恩田陸の良くない性質をさらに加速する結果になるだけなのではないか、歯止めがさらに効かなくなるんじゃなかろうかという話を大熊さんにしたら、そんなことは関係ないんですよ!とか言われた気が。ファン的にはそういう物なのかもしれないが、それはどうかと思ったんだけど、そういう物なのか、やっぱり。

 っても、私は『球形の季節』『光の帝国』(いずれもハードカバー)を読んだだけで、『三月は深き紅の淵を』のあまりのダメさに'97年頃、途中挫折したきりなのだった(でも、当時の著作の半分以上はクリアしている)。連載なら、単行本にする時にフォローできるだろうけれども、……ねえ?

 この辺り、なぜ芝田勝茂が良くて、恩田陸が駄目なのかという話になるのかな。媒体による受け取り方の差の問題という気がする。トンデモジュヴナイルなら好きになれたかも。

文庫化

 実は『ハイペリオン』がそろそろ文庫化するという話は聞いていて、だから注文しなかったんですが、bk1でポイント貯めまくって買わねば。目取間俊『水滴』と合わせて買おう。

去年の俺様

Oct.10,2000 (Tue)

解説でネタバレをするということ

 シルヴァーバーグ『遥かなる地平』(早川SF文庫)。「番外編」のアンソロジーということで、他の項を読まないよう用心しいしい『ハイペリオン』だけ立ち読みしようと目論んだのだが、そこまでたどり着けなかった。前説だけ読んでぶっ切れ。

これから『ハイペリオン』を読もうと思っている人は、絶対に読むな!!

 『エンディミオンの覚醒』まで読み切っていない人間も駄目。

 ……全部書いてある。ここまで書く必要があるのか、ここで。あまりのことに、これがシルヴァーバーグが書いたものなのか、日本語版で足されたものなのかも確認せずに放り出してしまったのだが、いやしかし、納得できん、何のために?

 既に本編を読んでいる人間には、当然オチなんて書かれても意味がない。まあ、こういう風に編まれたアンソロジーなら、外伝だけを先に読む人もいるだろう。そういう入りかたもありだと思う。ならば、なおさら、ネタバレは駄目だろう。外伝を読むのに最低限必要な説明さえすればいいではないか。そこから本編へ導くための筋だけでいいはずだ。それが必要十分なものではないのか? 「本編を読んだ時の感動を削ぐ解説」、さらには「本編を読む必要性を排除する解説」だけは……、頼むからやめてほしい。やめてほしかった。なんてことだ。もうすぐ文庫化だって言うのに。

 お願いだから、絶対に読まないで。確かに、小説は筋だけのものじゃないし、筋を知っていたって十分に楽しめる小説ではあるし、それだけの重厚さを備えてもいる。だがしかし、いやもう、本当に、ここまで書かれたら、【ロールが本当に馬鹿にしか読めないじゃん(いや、馬鹿なんだけどね)】。だいたい、私ですら、『ハイペリオン』のオチを躱して、『エンディミオン』の大前提となるアレを書くまいと努力したというのに、こりゃないよ。

 もし、こういう形にするんだったら、それこそ一編ずつ袋綴じにするとかさ。本気で。

60日目

 ダイエットを開始してから、60日経った。今日で1匹目のてくてくえんじぇるともお別れである。この週末身につけていなかったので、ドリアンジェル(ほやかと思った)だったが、今日はノルマをこなしたのでごまジェル(あざらしみたい)だ。結局えんじぇるにはならないのかな? 無理矢理えんじぇるにするか、途中でつけるのをやめて家出されるパターンばかりだったので、明日の朝が楽しみだ。

 さて、60日の成果だが……。戻しました。体重的にはほぼ。ここ数日体重計に乗っていなかったので、鏡にうつる顔が月餅みたいだなあとか呑気に思っていたら、体重計に乗ってみてびっくり。開始時からほぼ0.7kg減(自分基準+1.6kg、最低体重+3.0kg、先週末比+2.0kg)というレベルまで戻している。うぎゃああああ、すわ、リバウンドかあぁっ!?

 ひとつには、生理中だということもある。「生理前には必ず体重が1〜2kg増えます」というものらしいが、「前」じゃないので、ちと不安。本当に終わったら戻るんだろうなあ? この辺り、これまで非常に無頓着だったのが災いして、常にしてこうなのかが判断できない。待て次週!!という感じ。だいたい、この生理からして10日遅れたのだ。これもダイエットの影響かと思って慌てたのだが、たかだか2ヶ月で3キロ減で止まるようなものなら運動も出来まいと思うので、多分無関係。ようやっと私もイベント回避体質になれたのかもしれないが(セミナー、大会とあたり、予定ではダサもモロだった)、奇麗な周期だけが自慢だったのに、あまり嬉しくない。結婚式で着物を着るのに引っ掛からなかったのは非常に有り難かったが、ここ1週間気が気じゃなかったぞ。

 んで、これは確実なのだが、この週末はごちそうばかり無茶苦茶沢山食べていたのだ。日頃の粗食生活からすると、信じられないほど高カロリーな食事を4日間食べ続けていたのではなかろうか。金曜日は恵比寿のAで両親と洋食、土曜日は結婚式で昼はフランス料理?、夜は寿司、日曜日の昼は両親と東京風のすき焼き、夜は中華、月曜日の夜はダサ反省会で飲み屋。もともと超食いしん坊だし、出された料理を残すことができない質なので、もちろん食いまくった。親戚みんな寿司食わないし〜。うーん、日頃飢餓状態に近い(必要栄養素、カロリーは十分に取っているつもりなのだが……)体は喜んで吸収したに違いない。うーむ。

 加えて、ダサ後体調が絶不調だったので、結構こまごまと運動をさぼっていたような気もする。普段は無意味に歩道橋をぐるっと渡ったり、無意味に遠回りしたり、無意味に階段を上り下りしたりしていたのだが、直線的に歩くようになってしまった。水泳に行く暇もなかったしなあ。

 というわけで、初心に返って、脱顔月餅状態。明日からは朝も歩くか?

北野勇作『クラゲの海に浮かぶ舟』

 松下さんの感想とか。読み終えてしまうと、筋自体は非常に単純な一本道なんだけどね。かなり好きな小説なのだが(私の感想)、あまりWebでも触れられていない(発行時期のせいもあろうが)。惜しい。『昔、火星のあった場所』と同じく、オチのやりきれなさ(と、そこに至るまでの酩酊感)は捨て難いよな。

 ダサで、バード中津さんに北野さんの本を出すようリクエストしたんだけれども、そういうのってどうなんだろう。読みたいんですよ、本当に、マジで。

 昨日は、佐藤哲也『イラハイ』を読み終えた森さんに、無理矢理『沢蟹まけると意志の力』を押し付けた。『沢蟹』も今かなり手に入りにくいんじゃないかな。ああ、勿体無い。

去年の俺様
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