ざぼんの皮 2000年 03月


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Mar.2,2000 (Thu)

君の瞳は1000ボルト

 死に様占い

 
死亡診断書

死亡した状況

 レンタルしてきた映画を見終わりました。あなたはテープを巻き戻し、取り出しボタンを押します。いつもと同じ日常のひとコマ。しかし、どうしたのでしょう? テープが出てきません。今日中に返却しないと延滞料金を取られてしまう、そう思ったあなたは、むりやりデッキを分解してみました。ビリビリビリ。感電死。
死因
 感電死
死因の種類
 不慮の外因死
死亡した場所
 自宅

 あなたの死に様は、 一般的なBランク
 この占いの結果を意図的に実行するのは危険ですからおやめください。

 ……ありそう(笑)。

月の裏側(北村薫関係)

 そろそろ終わらせた方がいいらしい、北村薫話(って、私がつついているだけのような……(^^;)。

 ちなみに、『砂糖合戦』を読んだときは、恐らく瞬間北村薫好感度数は最大だったと思う。マジで、「織部の霊」を読んで、「これで私が北村薫好きになったら、面白いやんけ〜」と思っていたからだ>2/19。でもまあ、批判的に読んでいただろうことは、確かでしょう。

 以下、上手くないじゃん、と思う点について。

 〈私〉シリーズの骨子は「論理のアクロバット(by風野先生)」にある(のだろう)と、私も思います。が、大方の北村薫ファンは、〈私〉の潔癖さ(単にあさはかなだけだと私は思うが)や、描かれる〈悪意〉に共感を感じているらしい。この読者の焦点の「ずれ」は「断罪」を持ち込んでしまうことによって発生しているのではと思うのです。

 その「ずれ」自体は、別にいいとは思います。小説の面白味が一点に集中している必要はないし、私も、ハードSFを読んでも、お科学な部分はわからないので、別のところに面白味を見つけ出そうとする。純パズラーだと売れないので、利用しているのかもしれませんが。
#そして、他の方の感想を見ると、それは成功しているのでしょう(^^;。

 だが、その「断罪」を行うことによって、作品の中心が、本来の骨子からもぶれてしまうのではないか。犯人側に〈悪〉が描かれることに対して抱いてしまう主人公の〈善〉への疑問、そして真相への疑問――、犯人は本当に〈悪〉なのか。

 断罪さえ行なわれなければ、そこは全く書かれる必要がない個所かもしれない。そして、作品には書かれてはいない。穴だ。だが、断罪を行うことによって、その「何もない部分」を読者に対して無防備にさらす結果になっているのではないか。さらしているにもかかわらず、そこには何もないという矛盾が、一部読者(って、私だけかい)から不評を買う要因になっているのではないか。

 満月は丸くて平面に見える。片面に強い光があたっているから、その反射している光のみを見ているから。でも、ちょっとでも陰影がついている写真を見てしまうと、それが立体だということが知れてしまう。立体であるからには、裏側もあるはずだ。でも、ひっくり返したところで、何もない。じゃあ、あの陰影は? って喩えが悪いですか、そうですね(--;。

 まあ、何しろ、やっぱり誤魔化しというのは一番大切な能力ではないかと思うのですよ。歌が下手なアイドルにテンポがトロい曲を歌わせたら駄目とか、そういう話。そのためには、自分の何が不得意か、どこを見せたらまずいか、省略した部分は何かをきっちり把握して、そこに付け入らせないように防御態勢をきちんと取らないと。防御が大事。あの「断罪」は、ちょっと無防備に見えるです。

 でもまあ、最初から気にならないというのなら、多分そういうものなのでしょうなあ……。うーん……。

 関連話題なのか何なのか、市川さんの日記(3/2)のロリコン話については、1999.7.14辺りに、ちらりと。北村薫の作品は、モロやおいだと思いますが、私はロリコン味は感じたことはないのだった。伏せ字になっているのもわからずにいたくらいだし(^^;。『水に眠る』あたりを読まなきゃ、なんだろうなあ。

自分で考えないことの恐ろしさと、考えすぎる私の愚かさ(映画『アメリカン・ヒストリーX』と川島誠)

 図書館に行ったら、川島誠の『電話がなっている』が届いていたのに、貸出制限冊数一杯……。またかよ。今回は全コピするつもり。大学時代にコピったやつ、どうして捨てちゃったの?>私。

 以下、『アメリカン・ヒストリーX』のネタバレで、川島誠がからみます。かなり表層雪崩を起こします。

 「差別はいけないことです」ということは、誰だって言われることだと思う。私のいた小学校では、必ず週に1時間「道徳」というコマで同和教育が行なわれていて、ずーっと、そればかりみっちりやらされた。感想文を書かされたり。実際に、校区に同和地区はなかったんだけど。

 でも、結局のところ、教科書なんてあまり意味がないと思う。自分で考え、自分で体験し、自分で感じて、初めて「差別は意味のないことです」ということがわかるのではないかな。

 川島誠の書くものは、そういう「差別」に対して敏感なものが多い。実際に主題として扱っているのは『しろいくまとくすのき』だけだが、例えば『800』でも、片足が悪い少女に対して、主人公が感じる「面倒くささ」が書かれている。ポリオの描写なんかは、かなり生生しい、おしきせの教科書的な「差別」意識を介さない、生の感覚として書かれている。

 そして、『夏のこどもたち』。主人公の少年は片目である。周囲の生徒も、教師も、父親すらも、「障害者を差別してはいけません」という教科書的な感覚を介して、主人公に接する。主人公はそれを、半ば諦め、半ば軽蔑しながらも、何も言わないでいる。ただ、彼等と深く接触することを避けるだけだ。彼はずっと「差別してはいけません」という言葉によって、蚊帳の外に追いやられてしまっていた。そしてやがて、自らも閉じてしまったのだけれども。

 その彼が、ただ一度激昂する場面がある。「良い子」で「元気」な生徒会長が、自らの正義を押し通すために、(主人公とは関係ない)ある差別を利用しよう言う場面である。主人公は結局何もしない。何もしないが、その激昂だけで、私は胸がすくような清々しさを感じる。「差別してはいけません」と教科書通りに唱える人々、その中にあって、主人公は自らの体験と頭と心で、「差別」の虚しさと難しさ、人の狡さの神髄に至っているからだ。

 『アメリカン・ヒストリーX』のラスト近く、弟の回想で、実は父も人種差別主義者で、食卓でそのようなことを主張していた……と打ち明けるシーンがある。あれがどうもよくわからない。兄は父の影響を受けて、その後不幸な事件もあって、ネオナチに入った。その弟も兄の崇拝者で、同じくネオナチに入った。しかし兄は刑務所で身を持って、自分の主張の無意味さと、自分が虐げていたものの素晴らしさを知り、ネオナチを抜けた。だが、弟は? やっぱりこれがネックだと思う。

 権威者が正義が「右」にあると言えば「右」を向き、「左」と言えば「左」を向くような、要するに自分の頭や心で考えないで、権威者の言うことを無批判に受け入れる、そのことの恐ろしさが語られているシーンなのだと思う。だが、それを回想しているのは、まさにただ崇拝する兄の言うがまま、自分の頭で差別の何たるかも考えず、その痛みを知ることもなく、ただ「悪いことだ」と言われて足抜けしてしまった弟なのだ。きっと、この弟くん、こんど兄が「後ろを向け」と言えば、後ろを向いてしまうような気がするぞ(ちょっと〈私〉っぽさを感じてしまったり(笑))。

 というわけで、あの映画のメッセージ性は、ここで推定80%(無根拠)くらい落ちてしまったのではないかと思うぞ。

四月バカ

 突然ですが、

 DASACON3は
4月1日嘘の日に開催決定!
 場所は未定。関西希望中。どこか良いところプリーズテルミー。をい。

 これが、ダサコンです。

去年の俺様

Mar.3,2000 (Fri)

わじわじ〜

 朝っぱらから酔っ払いに絡まれた気分。げんなり。ということで、お返事お待ちしております(にっこり)>犬さん。

 くさくさして会社へ行って、昼休み図書館に川島誠を借りに行ったら、持ってきた本が別の図書館の本だったので、返却できずに、またお預け。何やってんだか。って、朝バタバタしたせいなんだけどさ。

 その後、30分いっぱいいっぱいを使って書くべきことを書いて、送信。よろしく。

 帰宅途中、郵便局で記帳したら、電気代がいつもの倍落ちていて愕然。って、エアコンのかけすぎなんだよな。気を付けねば……と言ったところで、季節はもう春。

 途中で古本屋に立ち寄ると、均一棚にふくやまけいこ『何がジョーンに起こったか』(ぱるぷ)を見つけてしまう。100円なり。ダサコン2では、一歩さんに1000円で落としてもらったんだよな。前の本は、北海道で半額で売られていたのを、今は豪州にいるKちゃんが見つけて、郵送してくれたものなのだ(で、お礼に図書券1000円を払って返したので、送料の分だけ赤字かもでした)。ふっふっふ、Yahoo!に出したら売れるかなあと、邪なことを考えつつ帰宅。

 ドアを開いたところで、妙に部屋の空気が生暖かいことに気付く。まさかと思ったら、案の定、エアコンつけっぱなし……。それと言うのも、朝っぱから(以下略)。節制への道は遠い。

 ふくやまけいこ『何がジョーンに起こったか』もYahoo!オークションで調べてみると、そんなにバブリーな値は付いていないみたい。まあ、復刻されているからね、そんなものか。でも、晩御飯を食べた後、気晴らしに読み始めて、「猫町スケッチ」最終話で号泣。おかげでちょっとは気が晴れた。やっぱり手許に置いておこうかな。

 小学生みたいな日記。わじわじ〜。

追記:3/4 AM2:00
 犬さんから謝罪のメールがありましたので、散々っぱら怒りを発散させていただきました。やっぱり酔っ払いが絡んできただけなんじゃん!!って、もうやめてくださいよ、こんなこと、いやマジで。一番損しているのはご自分ですよ。……って、私が言っても説得力がないですかそうですか。

 ともあれ、ご心配、ご迷惑をお掛けした方々、どうもすみませんでした。

 ……疲れた。

ラジオドラマ『エデン2185』第5回

 実は、3、4回は聴いていない。録音しているからと思うと、つい油断してしまうのだった。

 今週最後の放送は、境界線を作り、老齢に達したシドと、リィトムとの出会い。しかし、うーん……(;_;)。

 えっとですね、老け役が苦手な方もいらっしゃると思うんですよ。若いシドは結構はまっていたと思っていたんですが、一生懸命老け役をしようとして、嫌だあ、あんな枯れたシドはいやぁあああ(;_;)。子供声と大人声を分けるんだったら、大人声と老け声も違う人をあてた方がいいのでは。もっと重みのある声を……。って、うーん、仕方がないのか〜。

 夜寝るときに、間を聞こう。ちょうど、乗っ取り事件の回がすっぽり抜けている。この重い話をどう処理したのか、気になる気になる。

 放送後、原作を読んで涙。良か〜。

去年の俺様

Mar.4,2000 (Sat)

彼女はナビに適した最後の人間である。

 友人の車の試運転のナビを頼まれた。つーか、なぜ私が(--;。単に一番家が近かっただけなのでしょうが、ただでさえド方向音痴な上に、三半規管に持病がある人間にナビさせようなんて、命知らずな。しかも寝不足だったので、出掛けちょっと地図を見ただけで、軽い酔い感覚が……。

 それはそうと、車につんでいた地図が悪すぎた(鉄道の駅周辺図なんて……。どうするの)。仕方がないので、無難に近所を一周したあと、私が部屋に戻って、ちゃんとした地図(方向音痴は方向音痴なりに備えているものなのだ)を持ってきて、軽く食事。胃に物が入ったからなのか(一応朝飯は食った)、とりあえずその後は酔うことはなかった。友人の運転も、ブランク5年と言われてびびったのだが、いや上手いものだ。

 とりあえず、知らぬ土地ではない川崎に行ってみようという事になり、環七に入り損ねて環八まで行ったり、私が国道1号線と第一京浜をとり違えたりして(方向音痴以前)、予定の道順ではなかったものの、とりあえず到着。さいか屋の駐車場は停めやすいことも確認。

 帰りはあいにくの雨であった。つーか、フロントガラスが曇るのに、曇り止めのスイッチがわからないのは間抜けすぎ(;_;)。しかたがないので、雨が吹き込む窓をあけて運転していたが、曇りはなかなか取れず。その関係で約一回肝を冷やす場面が……。ひやひや。一応車に傷をつけることもなく、無事に帰宅できた。ふう。

 しかし、今日は予想外に疲れたのか、超眠い。寝ます。

去年の俺様

Mar.5,2000 (Sun)

大ショック!!

 4月1日、登川誠仁様の東京ライブがっ!?

 見に行ってもいい? 駄目?

ダサコン3

 西に行けるかどうかが危ういらしい(無謀?(;_;))DASACON3に、バナーができました。森太郎さん作。相変わらず総統が回っています。

大ショック!!

 メールボックスがまとめてふっとんだ……。をいをいをい。

 なんとか復旧できたけど、疲れた……。

あいいれないふたつの善(北村薫関係)

 ここのところしばらくビジョルド『戦士志願』を再読していた。まあ、2ちゃんねる/SF板を見て、ということなんだろうけれども、北村薫の後にビジョルドというのが、なぜかパターンになっている。いや、なんとなくなんだけど。

 訳者あとがきの中に、ビジョルドのエッセイからの引用がある。

 あらゆる小説はある程度、心理的寓話であり、神話であり、道徳劇である。だがその中でも、SFは特に変化の寓話だといえる。そして変化は現代を特徴づけるものなのだ。
 わたしが好きなタイプのSFは、主人公が科学的な困難にたちむかったり、善と悪との単純な戦いに巻き込まれたりするものではなく、予期せぬ変化で主人公が道徳的なジレンマに陥り真剣に悩む、といったものである。物語をすすめるのに悪役は必要ない。あいいれないふたつの善のあいだの抗争のほうが、わたしには魅力がある。
 そんなの別にSFと限定せんでも……というツッコミも含めて(笑)、私の心情(信条)にしっくりくる。何にしろ、敵と味方に別れていても、テレビニュースで見る犯罪物でも、戦犯と呼ばれる人たちでも、それぞれにそれぞれの「正義」があって、敵や常識や世間や読者や私とそれが対立しているだけだと、「自動的に」思ってしまうのが、多分私の「癖」なんだろう。そこにどんな「正義」があったのか、それが気になる。たとえ衝動的な殺人であっても、その瞬間だけは、犯人の中でそれが「正義」だったに違いないと思うから。それを「悪」だと言うのは、第三者(過去の自分を悔いる今の自分でもいいけど)の「正義」があって初めて可能になるんだと思う。だから、違和感を感じる。片側に「正義」が書かれていて、片側に何も書かれていない(一方的な「正義」の表明でしかない)状態というのは、非常に居心地が悪いし、逆に、両方が書かれている状態は、安心できる。本当に信条の問題だな、これは。つーか、そうか、私って、すごいロマンチストなんだ(ちゃうか。でも性善説とは全く違うし、好きなれんし)。

 北村薫話は主にジェンダー方向に進んでいるらしい。樋口康一郎さん繊細と可憐の日々(2/28)とか。「北村薫は作品で答えを出してみせるさと、僕は楽観してるんですけどね(・・なんて意見は、「スキップ」「ターン」「盤上の敵」と裏切られ続けてきたと感じている読者にとっては甘いかなあ、やっぱり)。 」とのことですが、うーん、書かないんじゃないかなあと思ったり。そして、それがいつか答えを出さなければならない状態(疑問、誤り)ではないのではないかと思えてきた。私は「あれはやおいだ」と思うことで、落ち着いてしまうらしい……って、2年前と何ら変わっていないよ(--;。

素子姫の冠 新井素子『チグリスとユーフラテス』SF大賞選評

 『SF JAPAN』をSF大賞、新井素子『チグリスとユーフラテス』選評だけ立ち読み。大原まり子が選評で、「新井素子は、いわゆる新井素子文体の文章ではなく、ちゃんとした文章が書けるのだ(うろ覚え)」と言っていて、二度びっくり。1、あれがちゃんとしているのか!? 2、やっぱり新井素子文体はだめなのか!? ってことで、うーん(^^;。

 今日は午前中たかはしさんのださんとお会いしたのだが、たかはしさんが『SFが読みたい!』を手にしながら、「なぜみんな誉めるんだ!?」と叫んでいたのが印象的でありました。

去年の俺様

Mar.6,2000 (Mon)

『ダ・ヴィンチ』巫女特集

 に、寮さんが載るというので、購入。結構扱いが大きい。し、しかし「巫女」って呼ばれていたんですかい?(^^; こないだの『ユリイカ』も実は買って置いてあるんですが……。

 しりあがり寿の漫画に大ウケ。それにしても、相変わらずの広告雑誌ぶりだなあ……(;_;)。さすがリクルート。

DASACONは西へ。

 というわけで、昨日は開催すら危ぶまれたDASACON3の会場が大阪のサイバーシティ(をい)日本橋(にっぽんばし)の観光ホテル讃岐屋に決定。しかしまあ、いや、なんとかなるさあってのがダサコンですか(^^;。

 ああ、登川誠仁様……(i-i)。

今夜はカレーに超決定。

 なんかよくわからんが、昼からカレーカレーという文字列を眺めていたせいで、頭の中がカレーになってしまった。というわけで、今夜は問答無用でカレー。

 っても、辛い無印良品のグリーンカレー。肉は庶民の味方、豚舌。豚舌は安くて旨くて柔らかいのに、なぜかいつも売れ残っていて、値引き札が張り付いているのだった。今日は30円引きだったけど。不思議なり。あとは、ジャガイモ、玉ねぎ、セロリ、茄子、しいたけで、すべて買い置き。旨し(;_;)。

読書感想インデックス

 作成作業は、全く手を付けないまま……。とほほ。

 実は密かに、ふーまーさんのサイトの感想検索システムに感激して、真似しようと企んでいたのだが。つーか、私は便利に感じました(^^;。運営側としては、インデックスを作る手間が省けるし、ファイル別にしない最大のデメリットである(と私は思っている)、どの本の感想にアクセスされているのか把握ができないということも、検索キーのログを取ることでOKだし。既に検索ツールは入れてあるので、ちょっとの手直しで出来るんだが>やれよ。

メーラー

 は、結局、データの復帰はできたのだが、動作が回復しないので、仕方なくインストールし直し。アドレス帳のデータは作り直さなきゃいけないわ、エディタも兼用だったので設定もやりなおさなきゃいけないわ、もう面倒で面倒で。

ラジオドラマ『エデン2185』第6回

 早く原作を知らないドラマを聞きたいものだ(^^;。

 境界線、コールドスリープ権獲得の頃の回想から、リィトム話。

 シドってこんな熱い奴だったのか? 『小惑星美術館』でも、ユーリが叫びすぎだと思ったんだが、それってやっぱりラジオドラマ的には仕方がないのかなあ。いやしかし、シドって冷静にブっ切れるから怖いようなイメージがあったので。

インターネットで選ぶ日本ミステリ大賞

 発表されたので、見に行く。あー、慌てて投票したのを毎年悔やむんだが、今年はひどい。いやはや。『白夜行』入れ忘れますか?>私(--;。あと、あれ、結局私は『真夜中の死線』投票しなかったんだっけ? 記憶にない……。ああ、こんなの申し訳なさ過ぎるよ(泣)。

去年の俺様

Mar.7,2000 (Tue)

今日のカレー

 牡蠣を入れて食う。旨し。本当はあん肝を入れて食べたかったのだ。つぶして。だが、昨日は沢山売っていたあん肝が、今日はさっぱり売っていなかった。しまった、春になってしまったのか。

平成日本のよふけ

 月曜日の夜中にやっている香取慎吾と鶴瓶の番組が面白い。『平成日本のよふけ』だそうな(調べて初めて知った)。ゲストを交えておしゃべりする番組なのだが、ゲストもいい。正月には鶴瓶と慎吾が野党の本部を訪ねるという企画があって(訪ねられた方は迷惑だと思うが、非常に面白かった)、先週は自民党議員だった。昨夜は吉本興業常務の木村政雄

 この人が、とにかく美声。無表情に、クールに、関西イントネーションの標準語で、つらつらとスムーズに喋るのだが、息継ぎするごとに笑いを取れる。新人の頃横山やすしのマネージャーをしていてエライ目にあった話とか、内容自体も面白いのだが、松竹芸能所属の鶴瓶を吉本がスカウトしようとしているという噂をふっかければ、真面目な顔をしてそれに乗り、ちゃんと落ちまで付ける。普段芸人と付き合っているからなのだろうが、いやあ、こういう人がいるから、「関西人は普段の会話から漫才である」という迷信が生まれるのだなあとつくづく思った。自分もこういうオヤジになりたいものだ(なれません)。すげー。著書『気がつけば、みんな吉本―全国“吉本化”戦略』『吉本興業・感動産業への道』も面白いのだろうか。読んでみよう。

 しかし、こういうのを見ると、『パペポTV』は鶴瓶の番組だったのだなあと思う。いや、我が家の人間は全員鶴瓶ファンなんですが。

去年の俺様

Mar.9,2000 (Thu)

漫画化

 池上永一『バガージマヌパナス』が、漫画化されて、3月13日に発売されるらしい。漫画は栗原まもるで、講談社コミックデザート。確かに『バガージマ』にしろ、『へび女』にしろ、『風車祭』にしろ、漫画的漫画向きだと思ったので、嬉しい。期待。

 食いすぎで腹痛。うーむ。

森青花『BH85』

 面白かったので、非常にびっくりした(^^;。

 毛生え薬が『ブラッドミュージック』という筋は、まさにそのまんま。毛精がなぜ世に出たのか、という下りは、本当にそのまんまだったので、ちょっとがっくりしたくらい、そのまんまなのだ。でも、そんなことは関係ない。既存の小説といかにアイディアが似ていようと、筋が似ていようと、書き方ひとつでこんなに変わるモノだとは。非常に面白かった。

 全く悲壮感が漂わない理由の一つには、融合の展開が速いということがあるだろう。毛生え薬が産み出した生物「ネオネモ」の繁殖力はすさまじく、人々が事態を把握したり、パニックに陥る隙すら与えずに、あっという間に全てを覆いつくしてしまう。伝播が遅かった外国は、きっとパニックしていたと思うが、何しろ通信も途絶してしまうので、一介の製薬会社社員には外国の事情など伺う術すらない。

 第一、そもそもがおたく研究者が開発した毛生え薬なのだ。草薙渉『黄色い雨』も、ある日全世界が光に包まれて、人間(哺乳類だっけ?)が全て解けてしまうという話だったが、そこにあった「原罪」だとかなんとか、宗教的凄みもない(この世界じゃ通信が生きていたな、そう言えば)。しかも、この藻が喋るのもいい。融合した全ての生き物の記憶を全て抱え込んだ、巨大な脳だ。神様が何を言おうと、そこにそれはあり、生きて、会話している。

 そこで、残された人々は「恋」をする。ある者は、愛する人がネオネモに融合してしまい、別れを告げるが、またある者は、ネオネモごと、愛している人と認識してしまう。またある者は、人とは姿形も精神構造も掛け離れたネオネモそのものに恋をし、またある者は、残された人間同士で恋をする。

 4つの恋は、それぞれ違うけれども、でもそれは全然不思議なことではないのだ。そういうふうにできているでも書いたが、私たちがなぜ異性に惹かれるのか、なぜ精神的なものである「恋」が肉体的な行為につながるのか、そしてそれがなぜ生殖に発展するのか。私たちは何に恋をしているのか。人格って何なのか、肉体って何なのか、記憶は、心は、魂は、命は、種は、進化は? 

 そういう不思議を考えさせられながら読まされるので、彼等なんてちっとも不思議なことに思えない。そもそも地球が、この宇宙が、すべて不思議だ。この世は不思議だ。私たちはおおらかな世界の不思議の中で生かされている。たとえ、地表がネオネモに覆われても、同じように不思議なだけだ。彼等はそうして不思議の上で、不思議を不思議とも思わず、受け止め、受け入れながら、不思議に支配されて、これからも生きていくのだろう。

 ほのぼのほろりと、気がつくと、心がくつろいでいる。生命滅亡の小説なのに、なんか、うまく嵌められているような気がする。読む前は、どうして吾妻ひでおなんか!と思っていた表紙も挿絵も、これしかないものに思えてくるのだった。2作目も読んでみたいぞ、出せよ新潮! ファンタジーノベルは2作目がなかなか出ないからなあ。特に軽めの者ほど、その傾向が強いような気がするので、これも心配。

 城戸光子が新作を書いているという話は???(;_;)

去年の俺様

Mar.10,2000 (Fri)

DASACON受付開始

 DASACON3の参加受付が開始されました。締切りは3/25です。

ラジオドラマ『エデン2185』7〜9回

 頭痛で会社を休む。字を読む気にならないので、ぼーっと『エデン2185』をまとめて聞く。無重力訓練場で走り去る不良どもの足音が聞こえるのはどーなんだろーとか、セラピーの声がトゥルーと同じで、妙な色気のある叔母様声のくせに16歳というのはどーなんだろーとか、老けシドって別の人がやってんじゃん(キャスティング聞けよ)とか思いながら、7時間眠る。起きて、最終回録音のためにいらない時報なんかを編集していたら、第8回を消してしまった!! ガーン!! 再放送をとるか……。

 しかし、まだ頭が痛い(;_;)。夕方から起きだして、薬を買いに行ったり。独り暮らしだと、寝ているだけというわけにはいかないのが痛い。お腹はすくのでご飯は自分で作らないと行けない。こういう時、間食防止のため、料理しないで食べられるものは買わない姿勢が辛いなあ。ってことで、朝はチルドの餃子とご飯、夕方卵掛けご飯、晩はスモークサーモンのマリネ。あとヨーグルトとか。む〜。

 寝よ。

メモリンク

 関西のあまり重要でない人物。楽しくてためになる(何の?)。

去年の俺様
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