ざぼんの皮 2000年 02月


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Feb.3,2000 (Thu)

投票準備

 SFオンライン賞に投票してみようかな、と思う。目的は、コミック部門で、『ワッハマン』に投票すること。つーか、『エイリアン9』には負けたくないんで(;_;)。それにしても何だか沢山あがっているが、ちゃんと最初から最後まで読んだのは、この二つだけだったりして。2/31? わはは。

 SF長篇部門は、『キリンヤガ』『グッドラック』『クリスタルサイレンス』『スタープレックス』で、4/10。うーん、一番SF的に楽しめたのは、『スタープレックス』かなあ。時間と宇宙の広大さと、ハゲ・浮気などのオヤジ的悩みの対比にSFを感じた。やっぱりスケール(ものさし)が大切っしょ。

 第一長篇部門は『クリスタルサイレンス』『バトルロワイル』のみ。2/9。むー。どっちが楽しめたかというと、文句無しで『バトロワ』なんだが、SFかっつーと、むー。でも、第一長篇部門はジャンルは関係ないの? ならいいか。岩井志麻子って処女作じゃないよな、と思ったらちゃんと書いてあったり。それを言うなら、宇月原晴明だって……、小説じゃないからいいのか。

 ファンタジー・ホラー長篇は見事にゼロ。うーん、こんなことではいけない。中短篇はSF・ファンタジー・ホラー共にゼロ。雑誌読まないからねえ。……ノンフィクションもゼロ。映画は『スターウォーズ』と『マトリックス』を辛うじて見ていた。2/22。アニメは当然の如くゼロ。あれ、『カウボーイ・ビバップ』って去年ぢゃなかったっけ???('-'; オレだけ? 実写テレビシリーズ(何だそれは!?)もゼロ。ゲーム部門は見るまでもなくゼロ。……、う、うーん。

 ……、やめよっかな、投票(^^;。でも、でもでも『ワッハマン』……。

 そういえば、あれ、『チグリスとユーフラテス』って去年じゃなかったっけ????

 んでもって、毎年恒例インターネットで選ぶ日本ミステリー大賞 2000。まず、何を読んだかを抜き出さないと(^^;。毎年時系列順に付ければ良かったと思うんだけどねえ。

 重松清『エイジ』、天童荒太『永遠の仔』、新井素子『チグリスとユーフラテス』、神林長平『グッドラック―戦闘妖精・雪風』、寮美千子『星兎』、レズニック『キリンヤガ』、高見広春『バトル・ロワイアル』、東野圭吾『白夜行』、ソウヤー『スタープレックス』、北村薫『盤上の敵』、藤崎慎吾『クリスタルサイレンス』、池上永一『復活、へび女』、目取真俊『魂込め』、アンドリュー・クラヴァン『真夜中の死線』……。

 こ、これだけかい!? で、このうちどれがみすてりー? それがいちばんみすてりぃ。むー。

天童荒太(栗田教行名義)『おかしな星ふるらくえんじま』

 『アンデルセンのメルヘン文庫 第3集』収録=>アンデルセンのメルヘン大賞。読了。泣ける。何が泣けるって、栗田教行(=天童荒太)、片手で『白の家族』みたいな覚醒剤の粉をちまちま売り捌いてやっとこ生きている子供を書きながら、こういう童話賞にも応募していたんだってことが(;_;)。なんか、ギャップが、ギャップが……。受賞は同年、昭和61年。『白の家族』は「きょうこう」名義、『おかしな星ふるらくえんじま』は「のりゆき」名義。

 で、作品がどうなのだろうということになると、どうなんだろう? 子供に読み聞かせるにはいいんだろうなあ、きっと……とは思うんだが、文体が不揃いだし、特に目新しいものはないんだよなあと思ってしまう。児童文学の評価ってのは、やっぱり「子供が読むもの」として評価するのが正しいんだろうが、残念なことに私は子供ではないし、読み聞かせるべき子供もいないので、よくわからんのだ。わかるのは、私が読んでも特別面白くは感じないということだけ。ブッシュマンって今はもうダメコトバですか?(^^;

 他の収録作もなあ……。『ほんわかケーキのもと』はハーレクインっぽいけど、一番好きかな。『カンナくずの笛』も、笛のアイディアはいいのに、その面白味がストーリーと関わらないのが不満(挿絵の配置が最悪)。『こぶしの花』も思わず目が潤んでしまうんだが、まとまりに欠けるよう(;_;)。『たんぽぽだらけのガボボ』は、だからどーしたー!?と言いたくなるんだが、別にナンセンス目指しているわけではないんだよなあ。なんか座りが悪いよう。

 それはともかく、天童荒太の好きな作家に灰谷健次郎があがっているのが、ちょっと意外。あとは、山下明生、今江祥智、アンデルセン、スティーヴンスン。

鉄人

 Search Champ。検索の鉄人の遊び版みたいな感じかな?

去年の俺様

Feb.5,2000 (Sat)

コンポを買う

 突発的にMDコンポを買う気になり、秋葉原へ。……って、今日は療養する筈では!? そのために『ナビィ』平良とみ舞台挨拶を諦めたのでは!? という心の声を無視し、まー、天井回ってないし(昨日は回っていた)、とAを誘って、予算限界4万円を下ろしておでかけ。

 いきなり入ったLAOX本店で、AIWAのXR-MD100が29,800円でいい感じ。っつーか、こちとらオーディオには完全に素人なので、MDとCDとカセットと、AM/FMラジオが聞けて、コンパクトで、フロントローディングで、オートチェンジャーとか余計な機能がついていなければ、何でもいいのである。だって、主な用途がラジオドラマなんだもん。一応こちらの要望は全て満たしていて、予算範囲内ってことで、それだけでもうこれでいいかーという気になる。他回るの面倒臭いし。

 でも、Aの一応他も見てみようとの提案に同意し、近所の大手の店をやる気なさそうに見てまわり、余所の店で、同じ機種に3万以上の値札が付いているのを発見、もーあれにしよーってことで、買ってしまった。延長保証料(前のMDラジカセは修理に1万以上かけたんだが(;_;))と、税込みで32,228円の買い物。相場的に高いのか安いのかは聞きたくないので、聞かないことにする。

 ブツは無料配送でお願いして、なぜかセガのゲーセンへ。ゾンビ物のシューティングが激打なゲームがあるらしいというので、見に行く。うひゃー、ドキャ背負って、キーボードを肩から提げて、ゾンビと戦っているよ(笑)。並んでやってみると、ワープロ検定2級レベルであった。むむむ。

 その後、神保町に足を伸ばして、みわ書房に探究書の継続をお願いして渋谷。って、結局渋谷ですかい。目的は沖縄料理に再挑戦だったんですが、東京向けにアレンジされているらしいだけあって、思っていたよりあっさり美味(>なんですが、MYさん〜(^^;)。食べたのは、ラフテー、ソーキそば(ハーフサイズ)、焼き肉焼き飯、フーチャンプルー。デザートは、さとうきびアイスと、サボテンアイス。ゴーヤー関係は冒険する気にならなかったので、やめた。二人で烏龍茶のみで5600円というのはちょっと高めな気がするが、大勢で来たら色々食べられて面白いかも。

 明日は平良とみに会いたい(希望)。

去年の俺様

Feb.6,2000 (Sun)

●『ナビィの恋』再び

 主演アイドル女優平良とみ(72)の舞台挨拶がある! ということで、行ってきました、『ナビィの恋』。「徹夜組がいたらどうしよう、3時半の回が無理なら、5時半の回かなあ〜('-';」と焦る私に、不幸にして同行することになってしまった(笑)ジョニィ高橋さんは「そんなことないない」と呆れ顔であった。ふがー、すみません。

 書店をうろつき、お昼を食べて、2時15分に映画館に行ってみると、4、5人の行列……(^^;。今更どこか喫茶店に行くにも中途半端な時間なので、並んで会場を待つ。さすがに満席であったが、ぎりぎり立ち見はなかった模様。昨日はあったらしいけど。

 2度目の『ナビィの恋』は、意外なほど淡々とした印象。つーか、ストーリーが判っているから、落ち着いて見られるので、そう思うのだ――というくらい、初回は感情移入していたということなんだろうなあ。ちょっとやばかったけれども、涙はこぼさず。相変わらず(映画なんだから当たり前)恵達のセクハラ・ギャグは冴えまくり、三線カルメンも迫力十分、やっぱりいい味だしているよ〜。

 テーマ曲『ラフティ』にしみじみした後、待ちに待った舞台挨拶。平良とみ(72)と中江裕司監督だったんだが、名前くらいちゃんと読めるようにしておこう、アナウンスの人。二日目なんだし(^^;。

 平良とみは舞台の人だけあって、声は通るし、よく喋る。司会の女性と中江監督に、恋人サンラー役で、平良とみと実の夫婦である平良進とのラブラブぶりを冷やかされて照れる姿がなんとも……。爺婆萌えとしては、強烈っす。

 この場で中江監督から、次回作の発表もあり、期待は高まるばかりだ。どのような映画になるのだろう、想像もつかない(嘘)。

突発ミニダサ会議

 お茶をしてジョニィさんと別れて、帰路についた。と、あと到着まで2駅というところで、溝口さんから呼び出しの電話が〜ってことで、とってかえして森太郎さんとダサ会議。さらに既に会社に帰っていたジョニィさんまで呼び出してしまった。つーか、溝口さんは昼間PHSに入れてくれていたんですが、PHSの機能の関係で、気がつかなかったのでした。申し訳ない。

 昼に続き、ここでも色々と有益な会話が交わされた。ちなみに、私は22歳まで、あんこうバージンでした。ってことは、ちはらさんよりオクテだったんだな、私は。関西人だし。

 本日のヒットは「やおいを見るには、やおいの目がいる」ってことでしょうか。むー、私にはやおいの目がないので、なんともかんとも!

自戒を込めた教訓

 別れる時に「寝る」と宣言していながら、更新してしまうような人間になってはいけませんよ>[JUN]さん(;_;)ノ。

去年の俺様

Feb.8,2000 (Tue)

賢い紐

 今日はMDコンポが届く日なので、定時出社定時退社。配達をLAOXに頼むと、設置もやってくれるし、箱も引き取ってくれるということだったのだが、時間指定ができないのは辛かったので、日通に持ってきてもらった。設置は自分で。

 つーか、家電の設置なら、人にやってもらわずとも自分でできますわよという自信があったのですよ。店員さんがやたらに設置もしますよ、とお勧めしてくださることの意味が分かっていなかったというか、むー。

 箱を開けたら、紐が出て来た。ビニールでコートされた紐。何じゃら?と思って、説明書を見ると、FMアンテナだそうな。そうそう、ラジカセもアンテナが邪魔で邪魔で、異様に置き場所とっていたので、コンポはアンテナが無くていいなーと思っていたら、アンテナがあったのね。当たり前か。しかしコンポバージンの私は、こんな紐よく分からんダニ。

 一応説明書の通りに本体とスピーカーを設置して(それまでに、棚の組み替え、大掃除があった。やっぱり来てもらわなくて良かったよ(;_;))、紐も所定の場所に突っ込んで、もう一方の端を壁にガムテープでTの字に貼り付けてみた。結構いい音である。満足。

 しかし、壁のガムテープってのがどうも見栄えが悪いので、試しにアンテナ紐をはずしてみたら、砂の嵐が。おー、これってちゃんとアンテナだったんだ(感激)。そもそもFMを録音することが目的だったので、突っ込み直すが、今度はうまく音が入らない(;_;)。「カーテンレールなどの金属の近くには設置しないでください」とあるが、棚自体がスチールなんだってば。それが悪いのかな?

 試行錯誤の挙げ句、一応ベストポジションで止めたんだが、にょろにょろして、これが正しいのかどうかは不明。「さしすせそ」になったらぶれたり。ちなみにAMアンテナ(プラスチックの枠に紐がついている奴)は、使わないので無視(^^;。た、確かに「正しい設置方法」は知りたい……(でも部屋は見せたくないんだよ〜)。

 MDの試し録音(寮美千子*東雅夫対談@ダサコン2)もちゃんとできた。さあ、来週が楽しみだ〜。

 ところで、今日の『マジックタイム』(うーん(--;)、キムラショウノスケって相撲の呼び……(嘘)。ふむ、ちゃんとタイマー録音も成功(^-^)。

児童文学、子供向け絵本の読み方

 寮さんから、チャイルド絵本館どうぶつ感動ものがたり『モモンガかぜにのる』目黒誠一写真(チャイルド本社)、こどものくにたんぽぽ版『おおきくなったらなんになる?』はたこうしろう絵(鈴木出版)をいただいた。有り難うございます〜。

 ついこの間、『アンデルセンのメルヘン文庫 第3集』を読んだときに、児童文学ってどう読めばいいのだろう?と思ってしまったのだった。

 私の読書の原体験は、小学校2年生のときに読んだ佐藤さとるの「コロボックル・シリーズ」だと思う。この人の他のシリーズも好きで、小学校の低学年でほとんど読破した筈だ。中に、「赤んぼ大将」シリーズというのがあって、当時は『海へ行った赤んぼ大将』と『赤んぼ大将山へ行く』の2作しか出ていなかった。それが、97年になって、25年後の物語として『赤んぼ大将、さようなら』が発行された。それを読んだときに、子供ならばこれでOKかもしれないが、大人(かどうかは知らんが、とりあえず私)が読んだら、ダメダメじゃんと、失望してしまったのだった(=>1999.8.7◆児童書を読むココロ参照。これ読むと、私が『スキップ』全く同じ所で引っ掛かっているのが分かりますな。両方25年だし。むー、つーか、年取った書き手は気にしないものですか!? って、よく読むと論法まで同じだったりするよ、ワタシってばよ)。

 確かに児童文学書く作家的には、読者対象は子供なんだから、レベル的に子供に合わせて書くのは当然なんだと思うんですよ。というか、それができなきゃ児童文学としてはダメでしょう。でも、それと、大人が読んで楽しめるか否かというのは対立しないはず、だと思う。でも、結局のところ、そういう書く側の理屈ってのは、読む側の対象年齢外である私には全然関係ないわけで、私は私として楽しめるか否かしかないのだ。仮想の子供が楽しめるだろうなどということは、何の基準にもならない。

 で、寮さんの本なんだが、『おおきくなったら〜』のクレヨンの下りなんか、胸が詰まるほどいいんですが(;_;)。どんどん広がる感覚が。おべんちゃらでもなく、誉め殺しでもなく、本当に。「どこまでもどこまでも」というのが、絵も動きがあって、すごく好み(でも、私が小さい頃は、こういう目が小さいアメリカ風のキャラクターは好みではなかったような気がする(^^;んだが、今は好みだからいいのである)。

 私が小さかった頃って、未来って拡大するものだと思っていた。例えば、地球が大きくなるような―宇宙開発がどんどん進んで、人が歩く地面がどんどん大きくなるような、そしてその大きな地面で、自分がもっと大きな大人になれるような、周りの可能性が膨らむことで、自分の可能性も子供の頃の「今」では考えられないくらい大きく膨らむような、そんな風に未来に憧れていたような気がする。クレヨンの部分からラストにかけて胸が詰まるのは、そういう思いがあるからじゃないかなあ。―というのは、大人の(もう子供じゃない)私の感想なんですがね(^^;。子供だったら、どう思うんだろう、ここは。

 ちょっとちゃんと書いてみたいので、ちょっと保留。『モモンガ』も。

ページの構成について

 ちょっと思案中。「ざぼんの実」というコンテンツを無くすかもしれません(;_;)。皮だけのざぼんってのは悲しすぎる〜(笑)。って笑いごっちゃないんですが。とりあえず『夏の稲妻』の感想あげたいです。このタイトル見るたびに、単純な私の頭の中には「あなたは、いなづまのよ〜うに」という歌がこだまするんですが(季節が違う)。

『オルファクトグラム』

 井上夢人『オルファクトグラム』も図書館で早速ゲット。でも、「予約がありますので、かならず期限内にお返し下さい」シールが貼っていないのだった。なら、ゆっくり読みましょう<大間違い。

私信

 すみません。11日『ナビィ』のメールした方、お流れになってしまいました(;_;)。詳しくはメール下さい<をいをい。

去年の俺様

Feb.9,2000 (Wed)

人銃

元素占い

原子番号:25 元素記号:Mn 元素名:マンガン Manganese

性格診断
*燃えやすさ*
 普段はクールですが、内には熱いものを秘めていて、時折情熱的な側面も見せます。
*行動*
 あるときは積極的、またある時は落ちついて、と柔軟性を持って行動します。
*影響*
 素直ですが、お人好しでうわさを信じやすく、人から影響を受けます。
*人間関係*
 多くの人と仲良くなります。わきあいあいと話すのが好きです。
*存在*
 世の中のいろいろなところで活躍している多彩な能力を持つ存在です。
*集団行動では*
 集団の中にいるのはあまり好きではありません。結構単独行動が好きです。
*他人との接し方*
 良心を持っていて、時々やさしいと言われます。
あなたのラッキーカラーは
ミルキーホワイト
あなたと相性のいい異性は [ 元素記号 ( 元素名, 原子番号 ) ]
Hg ( 水銀, 80 )
Ra ( ラジウム, 88 )
Bk ( バークリウム, 97 )
Zn ( 亜鉛, 30 )
B ( ホウ素, 5 )

恋愛運:2 ちょっとしたことで異性と口げんかになりそう。
金運:1 詐欺に要注意。
仕事運:1 ストレスに注意。

去年の俺様

Feb.10,2000 (Thu)

ムズかしい日本のワタシ

 そうそう、6日のミニダサ会議の席上、『シュリ』や『アメリカン・ヒストリーX』のような映画が日本ではないなあという文脈で、私が思い出せなかった本ですが、ミック・ブロデリック編著『ヒバクシャ・シネマ―日本映画における広島・長崎と核のイメージ』現代書館(1999)でした。「ヒバクシャ」ってのが思い出せなくて、検索できなかったんだが(ゲンバクとか、ヒロシマとかでさがしていた)、お風呂で急に思い出したので、メモメモ。中身見てないんだけどね(^^;。

 いやしかし、『八月の狂想曲』……。オイラ、村田喜代子って結構ファンなんですけど(でも、高校以来読んでなかったり)〜(;_;)。特に、『鍋の中』はお気に入り短篇なんですが〜、クロサワ。

『ナビィの恋』

 この映画の優れたところは、とにかく説明は最低限、ってところだと思う。例えば、奈々子がなぜ東京からあぐに島に帰ってきたのか、なぜ福之助がバッグパッカーしているのか、なんていうことは全然語られない。本編と関係ないから。但し、だいたいこんなもの、というニュアンスはくっきりとわかるのである。

 そう、このニュアンスの使い方が、もう上手い(;_;)。コトバによる説明なんていらんのだ。普通に交わされる台詞のはしばしに、必要なことは全て、ちゃんと込められていて、伝わってくる。例えば、沖縄映画にはつきものの、戦争・米軍・離島問題なんかも、恵達のちゃんぽんな台詞だけで、総クリア。しかも、全然湿っぽくなく、むしろ笑えるシーンになっている。う、上手すぎ〜(;_;)。

 でもまあ、そういうニュアンスっていうのは、作成者と観賞者との間に、共通の土壌があるから伝わるものなのである。そこいらへんの「共通の土壌」ってやつを、『ナビィ』は最大限に利用していて、成功している。沖縄と本州との位置関係、経済格差というような基本的なことから始まって、沖縄音楽に、ケルト音楽や、オペラが加わって、ちゃんぷるーになっているおかしみ、とかね、色々。

 んで、この『ナビィ』がベルリン映画祭に行くんですわ。そしたら、「同じ土壌」による省略が使えないんですな、外国だから、当り前だけど。だから、そういう評価ってどうなんだろ?とか。日本版オフィシャルサイト英語版オフィシャルサイトのストーリー紹介を読んで、唸ってしまったり。

 つーか、自分が外国の映画を見るときは、その映画が作られた土壌と共通のものを持っているとは限らないわけで、どうなんだろ。そりゃいい映画は万国共通とは言いますがね、でも、そういう省略の上手さっていうのは、やっぱりあるわけで。

 それはそうと、目取真俊『魂込め』が、木山捷平文学賞受賞だそうな。嬉しい(;_;)。森山さんも書いてますが、読めよ〜、読め読め〜!!

今後のコンテンツについて。

 とか言いつつ、『魂込め』も感想を書いていない私なのであった。ファイルは作って、途中まで書いているんだけれどもね、どーも。

 やっぱり私は、日記みたいにだらだら書くものが好きなのだということがやっとわかってきた。ちゃんと別ファイルに書こうとすると気合が要るし、それで完結させないといけないと思うので、結構ダルくなってしまうのだ。Webで疲れるのは嫌だし。息抜きなんだから。

 というわけで、今後はあまり別ファイルにせずに、日記にだらだら感想を書きます。気合入れて書きたいときは、別ファイルにすると思うけど。いや、今までしていたけれども、おおっぴらに。ネタバレは背景と同色の文字で隠して、あとはインデックスの整備。とろとろかかるつもり。

去年の俺様
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